風使い（２）

著者名：鷹氏隆之【著】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063117431

内容説明

水無月流魔（みなづき・りゅうま）の通う高校の教師として赴任してきた巌倉辰箕（いわくら・たつみ）。彼は、400年前に水無月の先祖が滅ぼした、妖術を生業とする「巌倉一族」の最後の生き残りだった！　復讐に燃える大妖術師・巌倉が、父の付き人をしていた流魔の母を殺したことを知った彼は、命をかけて巌倉一族との闘いへと挑む!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[alleine05]

第5話、ええっ、流魔様仕送りなんてしてもらってたの？　あんなに父ちゃん大嫌いっぷりなのに。いやまあ、このころはまだ設定が固まっていなかったんだろうけどさ（笑）　第7話、巌倉辰箕登場。ここからがこの作品の本番。長い長い戦いの始まり。ところで今読むとこの保険医、なかなかの駄目人間だな。第8話、流魔の父嫌いの理由となった母との死別。1巻でも思ったことだけど、使い人は霊を感知できるんだから死後数日ぐらいは母ちゃんの霊と共に過ごすこともできたのでは？　それともひょっとして巌倉に魂ごと滅ぼされたということなんだろうか

2020/11/30