宮本武蔵(5)

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宮本武蔵(5)

  • 著者名:吉川英治【著】
  • 価格 ¥809(本体¥736)
  • 講談社(2015/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061965188

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内容説明

吉岡一門との決闘を切り抜け、武蔵は多大の自信とそれ以上の自省を与えられた。そしてまた、大勝負の後に訪れたゆくりなき邂逅。それはお通であり、又八であり、お杉婆であり、宿命の人・小次郎であった。その人々が、今後の武蔵の運命を微妙に織りなしてゆく。山ならば三合目を過ぎて、いま武蔵の行く木曽路、遥かな剣聖を思い、お通を案じる道中は、四合目の急坂にかかる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

73
吉岡一門との決闘の勝利が武蔵に自信と自省を与えたようです。剣の道を歩む武蔵ですが、人間くさいところも残っているのですね。様々な人々への邂逅が武蔵の運命をどう変えていくのか興味深いところです。ここから武蔵の本気の道が始まったのかもしれません。2019/01/09

k5

64
空の巻読了。伊織が出てきたあたりからぐんと面白くなってきました。蠅のエピソードは飛んでるのを捕まえたわけじゃないのね。2021/01/09

ともくん

64
[再読] 人は、出会いと別れを繰り返し成長してゆく。 いい出会い、悪い出会い、偶然的な出会い、必然的な出会い。 それらを全て含めて、己の人生ということなのだ。 その出会いが自らの師になっていく。 師を求めなくても、我々の師は、すぐ隣にいるのだ。2019/01/14

としちゃん

45
シリーズ第5巻。吉岡道場の党主達をことごとく痛めつけてしまった武蔵。吉岡道場の門下生たちの敵討ち試合をすることになる。多勢に無勢で、状況としては絶体絶命。でも、吉岡道場の人達と武蔵とは人間としての大きさが全然違う。道場という組織の中で強いという事、組織のやり方だけを絶対と信じて広い視野を持たない事、組織力を己の力と勘違いし、相手を甘くみる事、そういう事がいかに危うく脆いかということを感じます。自分を信じるしかない、ぎりぎりのところにいる人間は、やっぱり強いなぁ。今の時代に通じますねぇ。2017/12/03

Kiyoshi Utsugi

36
吉川英治の「宮本武蔵(五)」を読了しました。 一乗寺下り松での吉岡一門との決闘を終えた武蔵は、お通、城太郎とともに江戸に向かいます。 江戸幕府も二代将軍の秀忠の代になって、江戸の町も益々活気づき、新しい町に多くの人が一旗挙げようとして江戸に向かう人が大勢出てきた時代。 そんな中にお杉婆、又八、朱美、小次郎の姿もありました。 武蔵一行もお順風満帆とはいかず、お通、城太郎とははぐれてしまうことになります。 このままお通、城太郎とは一緒になることはないのか… 面白いので、旅のお供にしてみました。2022/09/25

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