宮本武蔵(7)

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宮本武蔵(7)

  • 著者名:吉川英治【著】
  • 価格 ¥809(本体¥736)
  • 講談社(2015/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061965201

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内容説明

わが国の新聞小説で「宮本武蔵」ほど反響をよんだ小説はないであろう。その一回一回に日本中が一喜一憂し、読者は武蔵とともに剣を振い、お通とともに泣いた。そしていまひとつ気になる存在--小次郎の剣に磨きがかかればかかるほど、読者は焦躁する。その小次郎は、いち早く細川家に仕官するという。宿命の敵、武蔵と小次郎の対決のときは、唸りをうって刻まれてゆく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

73
人々の交わりが様々と見られました。今まで判明しなかった関係が出てきたりなど、印象に残りますね。そして迫るは武蔵と小次郎。小次郎の磨きのかかった剣。二刀流を極めた武蔵。宿命の関係とも言える2人の対決が近づいているのを感じます。いよいよ最終巻。どうなることでしょう。2019/01/09

ともくん

63
元が新聞小説であるので、飽きさせない工夫により、マンネリにならない。 これは、簡単にできることではない。 そして、何回読んでも新鮮である。 ここまで、飽きがこない物語を作れる吉川英治は、天才だ。 さすが、国民的作家と呼ばれるだけある。2019/01/26

としちゃん

50
シリーズ第7巻。入るが栄達の門か。出るが栄光の門か。仕官の話がなくなった武蔵。企業に入って出世していくのと、フリーでやりたいことをめざすのと、どちらが幸せかは、後にならないとわからない。今の時代にも通じますねぇ。どちらを道を選んだとしても、自分というものが全ての基礎であって、世の中を見て、自分の迷いや煩悩と戦わずして、無から有は掘り出せない。偉人も凡人も煩悩に皮をかぶせた人間でしかないという沢庵の言葉は心に沁みます。2017/12/29

けやき

38
佐々木小次郎vs小野次郎右衛門、宮本武蔵&夢想権之助vs宍戸梅軒&祇園藤次。2022/11/10

Kiyoshi Utsugi

38
北条安房守(後北条氏の一族で、北条流兵法の始祖らしい)の屋敷で、宮本武蔵と柳生宗矩が対面するところから始まります。 七巻のクライマックスは、秩父の三峯神社で宍戸梅軒との死闘を繰り広げるところ。 更に将軍家の剣術師範として推薦された宮本武蔵は江戸城に向かうが、当日になってその決定が覆る。 武蔵が剣術師範になると知ったお通は江戸に向かい、一方の武蔵は江戸を去ります。 またまた、武蔵とお通のすれ違い… 最後の八巻は佐々木小次郎との対決がメインなんでしょうけど、武蔵とお通がどうなるのかも非常に気になるところ。😀2022/10/15

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