フラワーコミックス<br> ダークグリーン(1)

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フラワーコミックス
ダークグリーン(1)

  • 著者名:佐々木淳子【著】
  • 価格 ¥484(本体¥440)
  • 小学館(2013/07発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784091312815

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内容説明

その日、世界中の人間が同じ夢を見た。「R-ドリーム」と呼ばれたその戦いの夢は、人々の間で噂となり広まった。美大浪人生・西荻北斗は「R-ドリーム」の中で、不思議な少年・リュオンに出会う。リュオンは夢の世界で迷子になっており、現実の世界に戻れないという。悪夢の中で北斗は戦士となり、侵略者と戦わねばならない。夢の中の死が現実のものとなってしまう過酷な運命の中で北斗は…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

枯伍

7
全人類に共通の夢世界、R-ドリームで悪夢ゼルと人々は戦う。そこでの死は現実での死を意味する。美大浪人西荻北斗は戦士ホクトとして、現実の自分を知らない謎の少年リュオンや黄金色の肌の少女(ミュロウ)と共にゼルと戦う。ニンゲンが作り出したというゼルとなぜ戦うことになったのか、わからないまま不条理な夢世界が描かれる。地下からの脱出劇は好きなシーンの一つ。登るほど沈んだり、空が張りぼてで月の穴から上の部屋に行ったり。地図を叩くと魔物の牙が折れるとかもいい表現。2021/07/08

えびちり

6
今更ながら続編が出ていたということで、あまりにも懐かしく本棚を漁る。学生時代。心の柔らかい厨二部分を引っ掻く物語、今となってはもうこの懐かしいというか恥ずかしい少女漫画タッチなんだけど、描いてる世界観はかなりハード。全世界で同じ夢を見だすR・ドリーム。その夢で戦う記憶のない少年リュオンと北斗、謎がちりばめられわくわくしながら読んだ記憶が今も色鮮やかです。主張は少し古いんだけど、それでもテーマの描き方は今にも通じるものがあると思う。最初に貸してくれた友人の顔が過った思い出深い作品。2019/11/21

ホレイシア

5
この表紙、懐かしいっ。環境問題の先駆的ないい作品なのだが、あまり読んでいるヤツはいなかった。で、地球は今に至っていると。

みみ

4
今読んでもそん色ない。夢見がちで多感な子供があったらすっかりのめりこんでしまいそうな、世界観。2014/09/10

ゆん

3
R-ドリームと言う悪夢を見始めた人類。夢の中での死が現実の死になってしまう。悪夢と戦う現実世界では美大生の北斗と謎の多い夢の中の仲間との戦いの話。今読んでも面白いSFだけど、もしかしたらどこかで見たような話って思うかも知れないけど実はこっちが先に世に出てたかも!?って思うと佐々木先生すごいな。2023/05/30

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