内容説明
「退屈をまぎらわせて」…大金持ちで絶世の美女・好子の言葉に居合わせた四人の男は、奈良時代の怪僧・道鏡の遺宝探しを思いつく。四人のうちの一人が道鏡の血を引いていたのだ。だが調査を開始した彼らの前に、次々と道鏡の謎が浮かび上がる。そしてついには意外なものが発掘されて…!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カムイ
29
2008.9読了 伝説シリーズ う〜ん面白くはないわけないけど…2020/03/29
おぎにゃん
11
半村良さんの伝説シリーズ最終巻。タイトルがタイトルなだけに、ある程度の覚悟はしていたが…やっぱりあっち系全開…とは言え、登場する男たちのキャラがコミカルなせいか、嫌悪感は皆無。特に、エロについての「真面目」な考察には笑った…その一方で、不気味な伏線がちらほら…後半、脳天気な男たちにどんな運命が待ち構えているのか?今までの「伝説シリーズ」のように、壮大なビジョンを見せてくれるのか?それとも…いざ下巻へ!2014/05/11