集英社文庫<br> それからの武蔵 〈5〉

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集英社文庫
それからの武蔵 〈5〉

  • 著者名:小山勝清
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 集英社(1980/12発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087503838
  • NDC分類:913.6

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内容説明

細川忠利の懇請に、武蔵はついに仕官の決心をした。放浪四十年、熊本を終の栖と定めて、門弟に剣を教え、忠利侯と政道を語り、絵を描くなど平穏な生活が訪れ、由利姫との暮らしも夢みられたが…。好事魔多し、主君忠利が病いの床に。平癒のためには、神仏とも斬り結ばんと武蔵は枕頭で誓う。しかし忠利は逝き、武蔵は再び兵法求道、万里一空の道を歩む。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

inami

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大山倍達のベース2004/08/28

Shoichi Kambe

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武蔵。細川忠利に仕官 *忠利が武蔵を迎えたのは、…名実ともに細川藩の重臣の一人となったのである。 *-「…57歳の今日初めてこの地に安住の地を得た。…わが兵法が全き姿をもって心に根を下ろすのは、この肥後ノ地である。よって今日よりわが流を二天一流と称する。…」 *『兵法五輪の書』兵法の利に任せて、諸芸、諸能の道とせば、万事においてわれに師匠なし。今、この書を作るといえども、仏法儒道の古語も借りらず、軍記軍法の古きことを用いず。…兵法修行の途中、何ら師につくことなくして自習自得したものであろう。2022/06/28

びぎR

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『松山主水の島原の乱の折の悪行が佐渡の耳に入り、主水は飲酒の上押し入った由利姫の居宅で打ち取られる。武蔵は熊本に入り細川家に仕官し、着実に地位を固めてゆく。病弱な主君忠利の全快を条件に由利姫と婚約するが、忠利は逝き武蔵と由利姫は別の道を歩むこととなる。』ついに天敵(というには小物)の主水が死んでしまった。悪者ながら人間味があるキャラなので(武蔵と同じく)その死は悲しい。本物の天敵は意外にもお松、武蔵がぐうの音も出ないのは痛快だった。2019/10/08

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