目次
第1章 米食文化の地殻が動く―序章として
第2章 広がる無洗米の世界
第3章 無洗米とは何か
第4章 無洗米の比較検討
第5章 BG無洗米の歩み
第6章 知的財産権について
終章 理想のコメを求めて―『金芽米』の登場
特別章 「人間」雜賀慶二
特別座談会 文明と文化の融合世界に広がる無洗米
付・新時代を担うコメ「無洗米」グラフィティ
著者等紹介
相子清造[アイコセイゾウ]
昭和10年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、読売新聞大阪本社入社。政経部(=経済部)に所属、関西の経済界を取材。昭和62年、日清食品に招かれて取締役・総務部長、常務を経て平成13年退職。現在、フリーライターとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kenitirokikuti
8
図書館にて。2005年刊行。東洋精米機製作所が開発したBG無洗米機(BGは、ブラン・グラインド)。ふつうの精米では、重量の3%ほどの肌ヌカが付着している。これをコンピュータ制御にて水を使わず取り除く。ヌカは肥料などに用いられる▲精米は実質的に国内産業なので、あからさまな産業スパイが横行していた。BG無洗米機は強力に特許保護対策を行っている。BG精米機は合弁会社か本社から通信制御するレンタルのみ▲平成17年、トーヨーライス社を設立、「金芽米」というブランドを立てメーカー宣言。(ビールの金麦もこれ系か?)2019/02/02
マルケマル
0
いつ書かれたんだろうと思ったら、10年以上前の本。10年後の今は、別にすべて無洗米になったりはしていない。米に関して色々書いてあって面白かった。少しオヤジ的加齢臭のする文章だった。2016/05/11
高橋直也
0
書いた人には申し訳ないが、この本を読んで無洗米を食べたい気持ちにはなれなかった。無洗米には、食味の劣化はあるということをオブラートにくるんだ処が気になった。2011/10/31