内容説明
ソクラテスからサルトルまで2000年の英知が生んだ、この世界を生き抜くための12の授業。
目次
第1章 真理を探す冒険に旅立て(冀剣制)(ソクラテス:自分を知ってよりよく生きる;プラトン:理性を育て、欲望に勝つ ほか)
第2章 考え方に革命を起こせ(冀剣制)(デカルト:疑うことで自分を発見する;ヒューム:自我を捨てて自由になる ほか)
第3章 生きるための方法を探れ(白取春彦)(ショーペンハウアー:孤独を自ら選ぶ;ミル:ひたすら自由に生きる ほか)
第4章 世界への見方を変えろ(白取春彦)(ソシュール:言葉を疑う;フロム:愛を追求する ほか)
著者等紹介
白取春彦[シラトリハルヒコ]
青森市生まれ。ベルリン自由大学で哲学・宗教・文学を学ぶ。哲学と宗教に関する解説書の明快さには定評がある
冀剣制[キケンセイ]
ニューヨーク州立大学バッファロー校哲学博士課程修了。哲学博士。台湾華梵大学哲学科教授・文学部学部長・仏教学部学部長。批判的思考・論理学・心の哲学と科学哲学などの講義を担当。また小中学生の哲学的思考教育の普及に尽力している。哲学について伝える数々の著書がベストセラーとなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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チャー
10
現代の哲学者二人が歴史上の著名な哲学者の考えを現代の状況に照らし合わせながら解説した本。ソクラテスから、ニーチェ、ソシュールに至るまで時代が幅広くかつ内容も詳しく大変興味深い。改めて歴史上の異人の言葉は時代を超え物事の本質的な部分を突いている点に驚嘆。寛容と他人を許すことが全く別のことである、不確定な中で最良の答えを選択する、等、日常生活では容易に通り過ぎるような深い事情について、考える機会が得られたことを前向きに捉えたい。言葉が物事を分割するという言語学的な視点は言葉の勉強の重要性を改めて思い知る。2021/01/08
Daisuke Oyamada
7
日本と台湾の二人の著者が「哲学は人が生きるために役立つもの」という感じで、12名の哲学者の思想について解説されています。 ①_ソクラテス ②_プラトン ③_アリストテレス ④_デカルト ⑤_ヒューム ⑥_カント ⑦_ショーペンハウアー ⑧_ミル ⑨_ニーチェ ⑩_ソシュール ⑪_フロム ⑫_サルトル 名前くらいはみんな知っているが、思想を知っているのは最近何冊か読んだ、ニーチェくらいだろ・・・ https://190dai.com/2023/05/11/世界の哲学者に学ぶ人生の教室-白取春彦冀劍制/2023/05/11
estarriol
4
★☆☆☆2019/04/09
雛子
4
自分の生き方を改めて考えることができる良著。無知の知、今は認知できないだけで領域を認識するという点は最初からインパクトが大きかったし、本を読み進める上で構成が良いと思った。認識について、デカルト、ヒューム、カントの観点により、人の目を気にしたり、世論に従うことから脱出でき、自分の可能性を広げられるのではないかと思う。最後のサルトルで、自分の行動が自分を作り出しているという論点で、実生活に送り出されているような感動を覚える。既成の価値観からの脱出し自己実現することが大きなテーマではないかと思う。
レッドスター
2
日本と台湾の二人の著者が「哲学を普通の人が生きるために役立つもの」というスタンスで12名の哲学者の思想について解説したもの。フロムの「一人でいられるようになることは、愛することができるようになるための一つの必須条件である。もし、自分の足で立てないという理由で、誰か他人にしがみつくとしたら、その相手は命の恩人になりうるかもしれないが、二人の関係は愛の関係ではない。逆説的ではあるが、一人でいられる能力こそ、愛する能力の前提条件なのだ」という主張が印象的。2022/11/14




