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双葉文庫
迷い熊繋ぐ―長屋道場騒動記〈7〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 285p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784575670066
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

三嶽藩によるお君誘拐の企てをなんとか阻止した生馬たち。捕らえた連中の処遇をまかされた栄次郎は、玄武館の名を押し出しつつ三嶽藩との交渉に臨み、世継ぎを十河藩に押し込もうとした計画をひとまず断念させる。一方、思わぬ騒動に巻き込まれ、胸の内に疑念が芽生えたお君の懊悩は、ますます深いものになり――。心優しき巨躯の剣士「迷い熊」が悪を討つ! 痛快人情活劇シリーズ第七弾!!

内容説明

生馬と栄次郎たちの活躍で、三嶽藩によるお君拐かしの企ては無事阻止された。だが、逃走する際の藩士たちのやり取りを耳にしたお君は、自身の出自に対する疑念を抱き懊悩する。一方、間野道場を探らせていたはずの自藩の水口が加わっての三嶽藩の暴挙を知り驚愕する十河藩御国派、計画の失敗により誤算が生じた御為派ともに、新たな策動を始める―。心優しき巨躯の剣士「迷い熊」が悪を討つ!痛快人情活劇シリーズ第七弾!!

著者等紹介

芝村凉也[シバムラリョウヤ]
1961年宮城県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。二十数年のサラリーマン生活を経て著述活動に入る。2011年「返り忠兵衛 江戸見聞」シリーズにてデビュー。重厚な筆致と優れた人物描写で話題となり、大きな注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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やま

86
長屋道場騒動記7作目 2020.06発行。字の大きさは…中。 宴の後、窮鼠の来訪、困惑と思惑、屈託、薄明の5章。 信抜流指南の道場主・間野生馬の怒りが、悪を断つ。 三嶽藩の者たちが惠比壽屋の主人・与惣兵衛の一人娘・お君を、誘拐しょうとしたが、生馬と玄武館師範代・千葉栄次郎によって退けられる。捕らえた中に馬廻組頭が居た…。 お君は、襲ってきた三嶽藩の者たちが「姫を…」と言っているのを聞き、その後に惠比壽屋に押し掛けてきた十河藩の者の話を立ち聞きして、自分が与惣兵衛の実子でないことを知り、当惑し、迷い…。→2020/10/23

とし

72
長屋道場騒動記(迷い熊繋ぐ)7巻。三嶽藩の惠比壽屋の一人娘・お君が誘拐されたことからから、惠比壽屋の一人娘では無く十河藩の姫であると事を知り、心の底で悩みもだえるお君さん辛く可哀想ですね。2022/03/22

ニッキー

8
まさか姫様だとは、第一巻では思いもしなかった。やはり町屋の話だけでは盛り上がりに欠けるため、藩のお家騒動に絡めてきたのか⁉️ まあ恵比壽屋親子の絆は、切れる事はないだろうが、話は面白くなって来た。千葉道場、北町ね鬼ノ内同心がどう動いて来るかが楽しみ。2020/06/29

てん

1
栄次郎さん大活躍。2022/07/18

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