宙(そら)の復讐者

個数:
電子版価格
¥4,180
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

宙(そら)の復讐者

  • ウェブストアに7冊在庫がございます。(2025年11月03日 10時26分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 544p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152104489
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

人類最後の生き残り〈ガイア・ステーション〉の子として、キアは日々厳しい戦闘訓練を続けてきた。胸に抱くのは、地球を滅亡させた異星人とその時空を操る装置への復讐のみ。だが、ガイア司令部の嘘を知って、彼女は旅立った……地球が滅亡しなかった世界に!


【目次】

内容説明

時空を歪曲するシャドウスペース技術を発見した人類は、銀河系に進出し、異星種族連合体マジョダと出会う。だが、マジョダの創設者マジョ・ジ人により、地球は百四十億人の住人とともに滅亡させられた。それから数十年後。人類最後の生き残り、〈ガイア・ステーション〉の若き戦士として、17歳のキアは仲間たちと日々厳しい戦闘訓練を続けてきた。胸に抱くのは、地球を滅亡させたマジョダとその時空を操る装置〈叡智〉への復讐のみ。だが、ガイア司令部の欺瞞を知って、人類を救うため彼女は旅立つことに…地球が滅ぼされなかった世界へと!第一長篇にしてヒューゴー賞を受賞!アスタウンディング新人賞を受賞した著者による本格宇宙SF大作!

著者等紹介

金子浩[カネコヒロシ]
1958年生、早稲田大学政治経済学部中退、翻訳家

テッシュ,エミリー[テッシュ,エミリー] [Tesh,Emily]
ロンドン出身。ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジで学び、シカゴ大学で人文学の修士号を取得。ラテン語とギリシャ語の教師として働きながら、作家デビューをはたす。デビュー作はファンタジイ〈グリーンホロウ〉ノヴェラ2部作で、第1作Silver in the Woodは2020年に世界幻想文学大賞を受賞。2021年にアスタウンディング新人賞を受賞。第一長篇となる3作目の本書『宙の復讐者』で2024年にヒューゴー賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

127
スペースオペラと時間SFとディストピア物を結びつける離れ業をやってのけた。宇宙人に滅ぼされた人類の生き残りが、復讐だけを念じて牙を研ぐステーションという設定が素晴らしい。兵士たる未来を疑わず訓練に励んでいた少女キア の姿は、共産主義国の秘密工作員養成のための洗脳教育を思わせる。しかし信じていた体制の裏にひそむ欺瞞を知って真実を求めて脱出し、人類滅亡の歴史改変にかかわって政治小説的ラストへと展開していくのだ。猛烈な勢いで突進する後半はやや急ぎ過ぎだが、権威主義政治が復活しつつある現代への作者の危惧の表れか。2025/10/11

ヘラジカ

45
古典的な宇宙SFのようでありながら、アトウッドを髣髴とさせるディストピア小説でもあり、王道のエンターテイメントのなかにも先鋭的なテーマがぎっしりと詰まっている。第三部まではあまりの平凡さにやや不安になったが、二転三転して迎える第四部、第五部に至っては爆発的に面白く、流石はヒューゴー賞受賞作といたく感心した。デビュー作ということもあってか、どうしてもシェイプアップが足りないような印象も受けたが、人間と同じく贅肉は必ずしも悪いものとは言えない。あそこまでの肥大化があってこその第五部なのだ。文句なしの快作。2025/08/28

ぽてち

32
著者の第一長篇にして、ヒューゴー賞長篇部門を受賞した作品だ。銀河系に進出した人類は、異星種族連合体〈マジョダ〉と出会う。だが、彼らの超AI〈ウィズダム〉により危険と判断されたせいで、地球は140億の人々と共に破壊されてしまう。わずかに残った人類は〈ガイア・ステーション〉を拠点にして軍事訓練を続けていたが……。主人公となる女性兵士キアの目線から描かれる物語は二転三転し、複雑な世界の構造が明らかになっていく。その過程で人間として大きく成長していくキアが素晴らしい。大興奮の1冊。2025/08/31

とも

26
地球の140億人が滅ぼされ生き残った人々、そして・・真の世界を知る系のお話し。ディストピア、シスターフッド、AI、ミリタリー、ループ、いろんな要素がてんこもり。LGBTQ+要素強めでノイズに感じる、がこのへんは作者の主張で外せないポイントなんだろうな。全体的にはスペオペ版「同志少女よ、敵を撃て」といった印象。 テーマと対象読者を考えると表紙とタイトルは変えたほうがいいような。2025/10/16

本の蟲

16
異星種族連合マジョダにより、地球が滅ぼされて数十年。復讐を誓う人類の生き残り、軍事独裁政権《ガイア・ステーション》の訓練生キアは、配属を巡るトラブルから地球難民が暮らす惑星クリソテミスを目指す。外部に出て初めて知るガイアの欺瞞と隠された歴史。しかし「マジョダにより人類が滅ぼされた」事は真実だった。戦争のきっかけ。時空を操る超AIの争奪戦で物語は加速するが…。報復の是非や世界線移動は好みのテーマだが、他にも国家による洗脳、性的マイノリティ問題等色々詰め込み過ぎ。とっ散らかった印象であまり話に入り込めなかった2025/08/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22729402
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品