宙(そら)の復讐者

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宙(そら)の復讐者

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  • サイズ 46判/ページ数 544p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152104489
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

人類最後の生き残り〈ガイア・ステーション〉の子として、キアは日々厳しい戦闘訓練を続けてきた。胸に抱くのは、地球を滅亡させた異星人とその時空を操る装置への復讐のみ。だが、ガイア司令部の嘘を知って、彼女は旅立った……地球が滅亡しなかった世界に!


【目次】

内容説明

時空を歪曲するシャドウスペース技術を発見した人類は、銀河系に進出し、異星種族連合体マジョダと出会う。だが、マジョダの創設者マジョ・ジ人により、地球は百四十億人の住人とともに滅亡させられた。それから数十年後。人類最後の生き残り、〈ガイア・ステーション〉の若き戦士として、17歳のキアは仲間たちと日々厳しい戦闘訓練を続けてきた。胸に抱くのは、地球を滅亡させたマジョダとその時空を操る装置〈叡智〉への復讐のみ。だが、ガイア司令部の欺瞞を知って、人類を救うため彼女は旅立つことに…地球が滅ぼされなかった世界へと!第一長篇にしてヒューゴー賞を受賞!アスタウンディング新人賞を受賞した著者による本格宇宙SF大作!

著者等紹介

金子浩[カネコヒロシ]
1958年生、早稲田大学政治経済学部中退、翻訳家

テッシュ,エミリー[テッシュ,エミリー] [Tesh,Emily]
ロンドン出身。ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジで学び、シカゴ大学で人文学の修士号を取得。ラテン語とギリシャ語の教師として働きながら、作家デビューをはたす。デビュー作はファンタジイ〈グリーンホロウ〉ノヴェラ2部作で、第1作Silver in the Woodは2020年に世界幻想文学大賞を受賞。2021年にアスタウンディング新人賞を受賞。第一長篇となる3作目の本書『宙の復讐者』で2024年にヒューゴー賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヘラジカ

43
古典的な宇宙SFのようでありながら、アトウッドを髣髴とさせるディストピア小説でもあり、王道のエンターテイメントのなかにも先鋭的なテーマがぎっしりと詰まっている。第三部まではあまりの平凡さにやや不安になったが、二転三転して迎える第四部、第五部に至っては爆発的に面白く、流石はヒューゴー賞受賞作といたく感心した。デビュー作ということもあってか、どうしてもシェイプアップが足りないような印象も受けたが、人間と同じく贅肉は必ずしも悪いものとは言えない。あそこまでの肥大化があってこその第五部なのだ。文句なしの快作。2025/08/28

ぽてち

31
著者の第一長篇にして、ヒューゴー賞長篇部門を受賞した作品だ。銀河系に進出した人類は、異星種族連合体〈マジョダ〉と出会う。だが、彼らの超AI〈ウィズダム〉により危険と判断されたせいで、地球は140億の人々と共に破壊されてしまう。わずかに残った人類は〈ガイア・ステーション〉を拠点にして軍事訓練を続けていたが……。主人公となる女性兵士キアの目線から描かれる物語は二転三転し、複雑な世界の構造が明らかになっていく。その過程で人間として大きく成長していくキアが素晴らしい。大興奮の1冊。2025/08/31

本の蟲

15
異星種族連合マジョダにより、地球が滅ぼされて数十年。復讐を誓う人類の生き残り、軍事独裁政権《ガイア・ステーション》の訓練生キアは、配属を巡るトラブルから地球難民が暮らす惑星クリソテミスを目指す。外部に出て初めて知るガイアの欺瞞と隠された歴史。しかし「マジョダにより人類が滅ぼされた」事は真実だった。戦争のきっかけ。時空を操る超AIの争奪戦で物語は加速するが…。報復の是非や世界線移動は好みのテーマだが、他にも国家による洗脳、性的マイノリティ問題等色々詰め込み過ぎ。とっ散らかった印象であまり話に入り込めなかった2025/08/28

もち

14
「だれひとりとして置き去りにしたりしない」◆異星人により地球が破壊された世界。銀河の果てで、最後の人類は鍛錬に励んでいた。不本意な配属となったキアは、軍部の嘘に気付き、単独での強襲をかける――時間と空間を駆け巡る、絶望的な戦いが始まった。■時間モノの醍醐味に満ちた宇宙SF。どうか、序盤で投げ出さないでほしい。規律と思想に生きる彼女に嫌気が差しても、跳躍を経て変わり、全ての過ちをやり直し、仲間たちとも繋がり直していく姿に胸を打たれるから。第一印象との落差に心が躍る、荒削りの試行錯誤へ、飛び込め。2025/08/11

おだまん

12
読み応えたっぷりの宇宙ミリタリーSF。ディストピアでの主人公の成長物語。AI、ファシズム、ジェンダー、マイノリティてんこ盛り。名前もベタで、ファンタジー作家としての部分もちょっとだけ垣間見えたけど、今度はファンタジー小説も読んでみたい。2025/08/23

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