内容説明
本書は、1997年7月に急逝された酒類評論家穂積忠彦氏が、激変する酒の世界の歴史をたどりながら、地ビールの誕生と成長の軌跡を克明に解き明かしたものである。
目次
第1部 地ビール誕生まで(ポスト・ビールの新しい酒類を探る;見えてきたビールの新地平 ほか)
第2部 活性酵母を飲む―地ビール元年(地方名酒の銘醸家がつくる見事なビールと発泡酒;日本人のビールのジャンルが飛躍的に拡大した ほか)
第3部 地ビールの時代へ(アメリカのマイクロ・ブルワリー―その次世代的形態に学ぶ;地ビールは早くも第二世代 ほか)
第4部 酒税法崩壊前夜(ビールの高酒税に挑む;制度疲労にあえぐ日本の酒税制度―日本の酒類はどうなる ほか)