文春文庫<br> 火の壁

文春文庫
火の壁

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  • サイズ 文庫判/ページ数 333p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167223021
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

五度火災に見舞われ、そのたびに保険金を手にしてきた男と、保険調査員の息詰まる攻防。サントリーミステリー大賞読者賞受賞作

内容説明

保険金狙いの放火は、証拠が燃えてしまうという点で、物的証拠に重点を置く今の裁判制度の盲点を突いた、憎むべき犯罪である。保険調査員の相沢が調査を依頼された男は、5度、保険金を得ているだけでなく、先輩調査員の失踪にも関わりがあるとされていた…。第13回サントリーミステリー大賞読者賞受賞作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

74
サントリーミステリー大賞読者賞受賞作。「火の壁」、これは火災保険にまつわる話だが、5回も火災に 巻き込まれる桶川という人間の周囲はやはり不気味。ただ、やや地味な印象な感じがするのは否めない。

かおり

25
先が気になって気になって・・・でもラストが😓😒😓😒保険調査員の話しは興味深いけど、それだけかな。2020/10/15

ペトロトキシン

8
生命保険に関しては、結構小説の題材となっているが、火災保険というのは結構珍しい。それにしても火災保険というのは、この小説のようにこんなにも緩いのだろうか?2~3回までは相当運が悪い人と仮定して有り得るとしても、それ以上となると明らかに怪しいのは見え見えなんですが……。あなたは怪しいから保険には入れませんと断る訳にはいかんだろうが、警察がもうちょっとアクション起こすような気がするんだけどね。2015/06/28

エターナル

3
火災調査官が主人公の話。 内部の事が詳しく書かれていて、なかなか面白かった。2022/11/05

yamakujira

3
刑事でも探偵でもなく、保険調査員を主人公にすえたことで、モチベーションや方向性に説得力がでている。民事訴訟の原告に導いて容疑者を追い込む、という手腕がうまいと思った。想像していたよりも単純な結末だったし、死んでおしまいというのも好きじゃないけど。 (★★★☆☆)2013/05/29

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