内容説明
「この手紙は、ひとりで読んではいけない。信頼できる誰かとともに読みなさい。いつかおまえが、ひとりで僕を思い出し、ひとりで泣かなくてもいいように」。マリナの親友・響谷薫は、その美貌と男前な性格で女子に絶大な人気を誇る華やかな存在。しかし人知れず、実の兄・巽への想いに苦しんでいた……そして巽もまた薫のことを……? 罪を犯し、拘置所に入った兄に面会を申し出た薫に、巽はひどい仕打ちをする。ショックを受けた薫は心臓発作を起こし、一時心肺停止にまで陥って。大事な薫のためマリナは一念発起し……!? そして薫もまた、兄の望みを叶えるため、ある決断をして……! 80年代90年代に累計700万部超を記録した伝説の「まんが家マリナ」シリーズ復刊企画第6弾!
目次
前編/まんが家マリナ、驚く/事件の始めは拘置所壁のぼり/遂に登場、響谷薫/切ない愛情by巽/シリウスもどきの美青年/復活できるか、ローマの友情/いやな感じの黒鈴メンバー/百万回のキスシーン?/後編/事件の始まりはニトロの盗難/廊下で響く不気味な鈴の音/謎が謎よぶ二日目の夜/結ばれる愛破れる愛/遂に爆発、キスシーン/マリナdo大活躍/命を捧げた愛の墓碑銘/かくてマリナの現状は/昭和63年のあとがき/38年後のあとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
糸巻
20
シリーズ第6弾。1988年に出た際は前後編だったものが今回は1冊にまとめられていた。前作で古代ローマ帝国から帰ってきたマリナにマンガモデルの依頼が入り、訪れた先で入院中の薫と再会。死刑囚である兄の勧めから、著名な音楽家の弟子選考コンクールに参加するため和矢を含めた3人で冬の軽井沢へ向かうが…。複雑な心境だわ〜。禁断の愛だし、身勝手な都合で殺人を犯してるし。でも何とか結ばれて欲しいし…。マリナは拘置所で暴れたり病院で警官を振り切ったりで今読むとちょっと引いちゃうな。薫と和矢の危機で終わってしまった。第7弾へ2026/09/10
うさぎや
6
6巻(元は上下巻構成)。薫も和矢も最初から最後まで大変だあ……2026/08/25
えみり
5
これを読んだ当時は中学生でした。人の生と死や死刑制度について深く考え、私が法曹の道に進もうと思ったきっかけとなりました。 響谷巽は薫にとってこれ以上ないほどの深い愛情を持つ人物ですが、「被害者が可哀想。響谷巽は嫌い、幸せになってはいけない、死ぬべき」という厳しい意見もごくまれに見かけます。作者の藤本ひとみ先生がただの犯罪者にしなかった理由は何か、アンチテーゼとなる瀬木さんを登場させたのはなぜか、考えながら読むと話の根底にあるものが感じられると思います。マリナシリーズの中では、一番大人向けの話だと思います。2026/08/19
チタカアオイ
2
旧版で読了済み、購入&再読。2026/08/24
koko
0
2026年77冊目 「人は何かをするために生きる。そのための命だ」 約40年前からこの言葉が指針となっていた。 久しぶりにこの本に出会えて良かった。2026/08/25




