内容説明
よりシンプルな答えこそ好ましく、往々にしてそれは正しい―複雑さや冗長さを容赦なく削ぎ落とすさまから「オッカムの剃刀」と呼ばれるこの思考の方針は、科学を宗教の支配から解放し、地動説、量子力学、DNAの発見など、多くの科学的発見を支えることとなった。本書は科学の発展史を辿りつつ、単純さこそが、宇宙や生命の誕生といった深遠な謎を解き明かす鍵であることを示す壮大な試みである。そしてすべては、中世の神学者の冒険から始まる―
目次
1 発見(学者と異端者;神の摂理;剃刀;権利はいかに単純か;科学の一瞬の輝き;空白の時代)
2 扉が開かれる(太陽を中心に戴いた神秘的な宇宙;天球層を打ち壊す;単純さを地上の世界に当てはめる;原子と全知の霊魂;運動の概念;運動を利用する)
3 生命の剃刀(生気;生命の導き;エンドウマメ、マツヨイグサ、ショウジョウバエ、盲目のネズミ)
4 宇宙の剃刀(最高の世界か;量子の単純さ;剃刀を開く;もっとも単純な世界か;終章)
著者等紹介
マクファデン,ジョンジョー[マクファデン,ジョンジョー] [McFadden,Johnjoe]
英国サリー大学の分子生物学教授。インペリアル・カレッジ・ロンドンで博士号を取得。結核や髄膜炎を引き起こす微生物の遺伝学を研究している
水谷淳[ミズタニジュン]
翻訳家。著書に『科学用語図鑑』(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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