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内容説明
「想像には際限がない、
脳内に生み出されたものが一番怖いんだよ――」
栞奈は同級生の三宮に誘われて
他校の美術部部員 九重香織と三人で甘味を食べに行くことに。
その前に、香織は品評会に油絵を提出したのだが、
後日、品評会の会場から香織の絵だけが消えてしまっていた!
現場に足を運ぶと、以前別の事件でかかわった御薙有光の姿が。
彼に頼られ、断り切れなかった栞奈は消えた絵の捜索に手を貸すことに。
心霊探偵栞奈の活躍やいかに――!
戦後の日本を舞台にした青春怪異奇譚第13弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
26
このシリーズには、実際に犯罪になってしまう事件が多かったのだが、珍しく日常系の謎が登場。トリックもミステリの王道を行く。ここでは京極堂の出番は控えめになり、栞奈が探偵となる。果たして彼女に解決はできるのか、という点で先が気になり、どんどん読ませてくれた。そりゃもう13巻目ですからね。さてミステリであれば、当然読者の関心を事件の核心から逸らせるための偽の手がかりもありうるのだが、本作がコミックであることをしっかり利用してくれているし、斜め上からの真相も明らかになるので、非常に満足できた。昔の高校生も大変。2026/06/16
えも
14
今回は包帯男事件の顛末と、展覧会に出品した絵画が行方不明になった事件。ピンポイント出演の榎木津さんがイイ仕事をしてた▼絵画の事件は中禅寺の推理を必要としなかったし、栞奈ちゃんも数々の体験を経て成長しているね。2026/06/13
APIRU
9
品評会に出展した絵が消えたという怪事件。ミスリードが分かりやすいので、犯人は大体想像どおりなのですが、そんな所業に興じた理由と細工のほうは意表外でした。詐欺や傷害のような大ごとではなくて、親子のコミュニケーション不足が招いた中事件だったと思います。そして恐怖を齎す絵の一例として「九相図」をここで出してくるのは、さすがのセンス。なお、冒頭には前巻からの続きである包帯男事件の解決編も収録。まあ微笑ましいというなら微笑ましいエピソードだと思います。二篇とも怪異色はやや控えめであり、普通に青春譚という印象でした。2026/06/12
歩月るな
6
娯楽小説以外も読め、と言いながらも、その時に栞奈が読んでいるはずなのは『人間失格』なんだよな……同時代人的には人間失格みたいなものでも娯楽小説扱い、というよりは栞奈側の趣味嗜好の違いか、「論文とかも読め」という意味なのかもしれない。探偵助手が成長して、単独で事件解決までたどり着く、……優秀な先生なのかもしれない(探偵の先生なわけないのだが)2026/06/23
北白川にゃんこ
5
イメージしろ…2026/06/13
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