内容説明
世界で最も愛されているクマ、「プー」の物語に、公式続編ができました! 「クマのプー」がこの世に生まれて90年。時代を超えて多くの人に愛され続けたプーの新しい冒険が、4人の人気児童文学作家が書き下ろす、春夏秋冬の4つの物語として生まれました。E. H.シェパードの画風を踏襲した、温かくウィットに富んだプーたちのイラストが、全編を彩る贅沢なオールカラー版!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だまだまこ
56
大好きなプーのおはなし。90周年ということで現代の4人の作家さんが書いたという春夏秋冬の物語。そして訳は森絵都さん!翻訳でいきいきしてくるっていうのはこういうことか、と思うくらい言葉選びが素敵。原作のミルンさんの雰囲気も出ていて、プーののんびりさや、コブタのびくびくした様子、イーヨーのネガティブさなど、よく伝わってきてくすくす笑えた。とっても癒される。2019/10/21
ナヲ
43
大好きなくまのプーさんの本を誕生日にもらいました。新しいお話はそのどれもが、どこまでもプーらしく、コブタらしく、いつもの森の仲間達でした。プーとクリストファーロビンの友情に安堵と癒しももらえます。そしてオールカラーの挿し絵も素敵。プーは本当に世界一のクマです。2018/11/24
たるき( ´ ▽ ` )ノ
42
ほわ〜、和むなあ(*´ω`*)これはこれで面白かった♪新たなプーさんのお話に出逢えて良かった!2018/09/01
ポップ
36
本作はA.A.ミルン原作を4人の作家が共作した「クマのプー」の新しい物語です。四季折々の森をプーと仲間たちが生き生きと動き回っていました。個人的には、プーとコブタのコンビの愛くるしさがたまりません。表紙になっているハチミツとドングリを持つ姿、秋の章で手を繋いで歩く姿、夏の章で木の棒に荷物を引っ掛けて歩く姿などなど、いくらでも推せます。E.H.シェパード原案を踏襲したイラストは、文庫本サイズの絵本としても眺めていられます。あとがきにあるプーの魅力についての賛辞は、森絵都さんの柔らかい訳あってのものですね。2020/08/31
☆初音☆
22
くまのプーさんの春夏秋冬四つの短編集。森絵都さん訳。四人の作者がそれぞれの季節を担当してる。それぞれの世界観も出ているけど。全体的にかわいい!!!考えてみたらプーさんの原作って読んだことないなぁ。イラストもかわいい☆2019/08/22