内容説明
葉山の海辺で楽器店を営むギタリストの哲也と、従妹の涼夏。哲也の亡き父が涼夏のために書いた幻の名曲〈You Can Cry〉の譜面が見つかったことから、ふたりの運命が動き出す! 音楽プロデューサーの麻田と敏腕エンジニアの吉川明子、哲也の父の旧友であるメイ・ファーガソンらが集い、極秘に録音が進んでゆく。潮騒が響く海辺のスタジオで涼夏が歌うのは、過去と未来をつなぐ、美しい魂のブルースで――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
77
シリーズ第7弾にて完結編になります。なんだかんだと最後まで読み切ってしまいました。歌手デビューに向けて着々と準備を進めてチーム’潮騒’。「流葉」さんも引き続き登場し、本作においてはほぼ主人公レベルの扱いに。「哲也」と「涼夏」のこれまでのなんとも言えない2人の距離間も果たしてどうなるのやら。でも、やっぱり最後まで違和感があったのは主人公「哲也」の「流葉」さんに対する口調がどうにもすんなりとならず。年長者に対していくら親しみがあるとはいえ、その話し方はないだろうと。そんな考え方はこのご時世、ハマらないけど。2026/04/19
ポケット
4
一気読みしてしまった。完結篇だから話がどう着地するのかまてなかった。過去と未来をつなぐ涼香のデビュー曲が哲也の亡くなったお父さんの幻の曲というだけではなかったのがこの完結篇を壮大な感じにした。完結した安堵と満足とは別にとうとう終わってしまったと感傷的になってしまう。2026/05/16
Hitoshi
1
ケン タキザワ、デビッドホックニーの絵、大好きです。 "I'm Always Chasing Rainbows."という曲を思い出しました。 1そのとき、運命は動きはじめた 2潮騒スタジオ 3行けるところまで、走り切ろうじゃないか 4なぜなら、彼女の曲だから 5ボブ・ディランに、BMWは似合わない 6組長いるか? 7盗聴 8ギブソンが耳に痛い 9ディレクターは、いま手が離させない 10彼女の瞳は、G7 11タコが、ひがんでいる 12人生っていう面倒なやつと闘っていくために 13太平洋高血圧 14なぜ、そん2026/04/19
Wata
0
A7から始まったしおさい楽器店ストーリーの最新作で最終作のタイトルははGOALのG7 ゴールテープを切った感覚と一緒に、次のスタートラインを駆け出したという印象が、最初の読後感です でも、ゴールの場所は、次のレースのスタートラインと同じ場所です そして、ふと、古い作品「CFガール」のコピー「行けるところまで自分の足で走って行こう」という言葉が最後に残ったような気がしました 最終作が、デビュー曲と言う1本の軸で書き綴られていることを思いながら、そんな作品への感想があってもいいですか?2026/04/16
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