内容説明
葉山で楽器店を営むギタリストの哲也。彼の従妹、涼夏の歌手デビューの日が迫る。相手は世界! 大型新人の登場に見合う楽曲を求める哲也は、ある日、亡き父で音楽家の道雄が遺した〈幻の名曲〉の噂を聞く。だが、音源は一切存在しない。そのヒントを掴むため道雄の関係者を尋ねる哲也は、やがて父の秘められた過去を知る。数々の色褪せぬ名曲が彩る感動の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
88
シリーズ第6弾で、これまでとはちょっと流れが変わる作品でした。本作は楽器店店主でギタリストの主人公「哲也」とその従姉妹「涼夏」の二人よりは「哲也」の亡くなった父「道雄」の話がベースになっています。特段、大きな出来事もなく淡々と物語は展開し、さすがの喜多嶋先生作品で読みやすさはバッチリです。「涼夏」のデビューに向けて色々と準備しつつありますが、果たしてこれから先はどうなるのやら。読んでいて小さな違和感ですが、どうしても主人公「哲也」の無理にクールな姿に違和感が。登場する年長者とのやりとりに少し残念です。2025/06/22
きょん
6
なんとか頑張って既刊は読了。この主人公=作者なんだろうな。メンタリテイが20代じゃない、落ち着きすぎ、、、まだまだ突っ走って壊れちゃっていい年齢と思うけれど。2025/06/14
ポケット
6
この物語を読んでいるとまるで私自身が葉山の海にいる感じに浸れる。従妹同士の哲也と涼夏の関係も良好でこのまま何事も起こらず涼夏の歌手デビューを迎えてほしい。今回は哲也の父親の話に改めて哲也のギターは父親譲りのものなのだなと思った。2025/05/11
tmctmhs
3
幻のギターについてのシリーズかと思ってたから割と初期にそれが完成した後は興味が薄れたが読みやすさは健在で残り一冊まできた。細かいところを気にしなければストレスもない。どうすればそんな演奏ができるのかと問われた主人公の、「本物のプロがやる演奏ってのは、上手い演奏じゃなく、いい演奏なんじゃないかな?」という答えがよかった。2026/07/12
たっけ
3
Aから始まったこのシリーズも(たぶん)残すところ最後の「G」のみ。というわけで、今までになく盛り上がりが欠けて次につなげるエンディング。ちょっと不完全燃焼でした。でもまあ、相変わらずの喜多嶋節は健在でしたね。2025/06/22
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