A7~しおさい楽器店ストーリー~

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A7~しおさい楽器店ストーリー~

  • 著者名:喜多嶋隆
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 光文社(2020/02発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334779573

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内容説明

ここは葉山の海が見渡せる楽器店。店主の牧野哲也は10代でデビューして注目を浴びたギタリストだが、活動を中断し充電中。目が不自由な従妹の涼夏を引き取り、気ままな二人暮らしを送っている。店に持ち込まれる中古ギターが運んでくる音楽を愛する人々の熱い想い。それがいつしか哲也の心の奥に火をつけてゆく――。湘南の海風のように爽やかな青春音楽小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

80
ちょっと久しぶりの喜多嶋さん作品。シリーズモノで音楽モノとなれば必然的に期待が高まります。舞台は作者さんの作品においては定番の葉山にて楽器店を営む二人の男女が主人公。一人は天才ギタリスト「哲也」、もう一人は目の不自由な従妹「涼夏」。そんな二人を中心に懐かしの洋楽をBGMに爽やかな物語が綴られています。サーフィンで活躍する美女やギターをカスタマイズするコトを生き甲斐としているアラフィフメンズなど魅力的なキャラがどんどん登場します。やっぱりさすが喜多嶋さん作品で、読みやすくアッという間に読了となりました。2025/05/27

わいほす(noririn_papa)

5
シリーズものの第1作。葉山でギター店を営む青年とそこを訪れるさまざまな客との交流を描く青春ストーリーというとトレンディドラマ(もはや死語?)ふうではあるが、もう少しギターに偏っている。つまり音楽好きではなく音楽がないと生きていけない人たちの物語。各章が短い上に段落も♪で短く区切られていてテンポがよく読みやすい。ただその分、話が浅くなってしまい、ギター描写はマニアックであるが、人間描写が薄く感じてしまう。音楽ゆえにリズムとビート重視ということか。続編のタイトルはB♭で、どうしようか、B♭苦手だし(笑)。2022/04/17

きょん

4
なんか読んでると恥ずかしくてたまらん。昔のコバルト文庫とかの感じでしょうか。音楽って小説にすると途端にこそばゆく、やめてくれぇーと思ってしまう。自分が弾くからなおさら、そんなに美化しないでくれと思う。著者は音楽が好きな人ではなく、音楽がないと生きていけない人を描いたというが、こんなスタイリッシュではないよ、、、ホント、自分の周りとかスゴいよ貧乏、病気、底辺。格差を感じるなぁー。どこの世界の話なのだ。と言いつつ乗り掛かった船で続編も読む予定。2025/05/10

ヨー

4
凄くよかった!2023/07/10

fengui

4
舞台は湘南にある楽器店。 主人公にもなんかワケありそうな感じ。 サクサク読めました。2022/06/11

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