器量人の研究

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器量人の研究

  • 著者名:童門冬二
  • 価格 ¥599(本体¥545)
  • PHP研究所(2012/12発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569669281
  • NDC分類:281

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内容説明

逆境を好機に変え、不可能を可能にした器量人たち。時に無節操に見え、また豹変することさえも厭わない。彼らの意表をついた生き方の裏側には、常人には理解しがたい豊かな想像力と、必ず目的を達成するという強い意志力があった。本書は、困難に遭遇しながらも、自己変革を重ねることによって運命を切り拓いた歴史上の人物を見直し、人間にとって大切な“器量”のあり方を考察する。「真田昌幸――乱世を貫いた不屈の志」「細川幽斎――天下人を唸らせた当意即妙の業」「松永久秀――下剋上を体現した大胆不敵な実行力」「河村瑞賢――不可能を可能にした底力」「坂本龍馬、勝海舟、西郷隆盛――歴史を動かした三位一体の共鳴力」(本書「目次より」)各々の人物に共通する、高い“志”と奇抜な“発想”に支えられた試行錯誤の人生を現代的な視点から検討しつつ、今日に通じる生き方のヒントを提示する一冊。『男子豹変のすすめ』を改題の上、再編集。

目次

第1章 真田昌幸―乱世を貫いた不屈の志(戦国時代のM&A 裏切りに秘められた悲願 ほか)
第2章 細川幽斎―天下人を唸らせた当意即妙の業(幽斎の美学 藤孝の負け惜しみ ほか)
第3章 松永久秀―下剋上を体現した大胆不敵な実行力(中央志向の奸雄 将軍家の相続人問題 ほか)
第4章 河村瑞賢―不可能を可能にした底力(憧れの人物・角倉了以の逸話 江戸での挫折感 ほか)
第5章 坂本龍馬、勝海舟、西郷隆盛―歴史を動かした三位一体の共鳴力(三回変わった坂本龍馬 “刀”から“ピストル”へ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maito/まいと

15
基本はいつもの童門テイストで送る、歴史人物から学ぶ現代ビジネス、なのだけど、『器量人』というタイトルから本文中で『豹変人』というキーワードへスライドしているのが本書のミソ。言われてみれば、坂本龍馬を初めとした偉人達の中には、常人には理解しがたいスタンス転換をすることで、偉大な功績を成した者が多い(それが誤解を生み、悲劇的な最期を遂げるのだけど)。なぜ彼らは周囲の目を恐れず、自分の考えを変えていけたのか・・・形や雰囲気ではなく、内容に着目し続けていくことこそ、『器量人』たる資格。見習いたいマインドだ。2014/03/07

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