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内容説明
精神科医の六麦は、少年院で知能に問題がある少年少女を見てきた。彼らにはある一定の傾向があり、問題を抱えながら更生を進めている。前巻に続き、バスで無差別に人を殺そうとした少年、杉上剛志のお話。彼は「ケーキの切れる」少年だったが、一方、自閉スペクトラム症で、少年院でも、特異な存在として問題を起こしていた。彼の更生の道を探る六麦らはどのような対応を取れるのか――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かなっち
3
2026年4月新刊。少年院で知能に問題があるケーキの切れない少年少女と向き合い、奮闘する精神科医物語第12巻。前巻から続く、自閉スペクトラム症の殺人願望を持つ杉上剛志のエピソードになります。この少年を見てると、親の愛情やら教育やら関係なしに、世の中に出してはダメな人がいるのだと思わされました。だって、どれだけ周囲の人達が頑張っても、一切殺人願望が無くなってないのですから。それでも優しい日本では世に放たれるわけですが、彼の位置情報を開示してほしいものですね。犯罪者に優しい、この国では非常に難しいことですが。2026/05/17
言いたい放題
2
私はなんでこの本を読んでるんだっけな。2026/04/17
Decoy
1
精神科医であっても、家庭の問題を抱えているという難しさ…。2026/05/23
Mr.deep
1
自分の娘も反抗期真っ盛りで子育て苦戦中の六麦先生。杉上剛志との関係性づくりも難航中で全体的に沈鬱ムード。教育に特効薬も必勝法もないのは百も承知ですが読んでてなんともストレスたまるなあ2026/04/11
笠
0
3.5 新刊読了。無差別殺傷事件を起こした杉上少年のエピソード、非常に難しい。『子供を殺してください〜』では親に問題があるケースがほとんどだが、杉上家の場合は特に問題家庭ということもなさそう。単に自閉症スペクトラムという特性ゆえの生きづらさが他者への加害性に転化し、殺人衝動として現れるようになってしまった危険人物をどう〈更生〉することができるのか?最近、現実でも2人殺した殺人犯が動機として幼少期からの殺人衝動を挙げていて、こんなの更生するなんてどうしたらいいんだという気持ちになった。2026/04/30
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