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内容説明
精神科医の六麦は、少年院で知能に問題がある少年少女を見てきた。彼らにはある一定の傾向があり、問題を抱えながら更生を進めている。今回は、バスで無差別に人を殺そうとした少年、杉上剛志が登場。彼は「ケーキの切れる」少年だったが、その異常ともいえる犯行と少年院での常軌を逸したような行動が問題になっていた。彼への対応に追われる六麦たちだったが、その真意とは――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kーazuki
42
誰でもいいから人を殺したいという動機で殺傷事件を犯して少年院に入院した杉上少年。IQ 118乃自閉スペクトラム(アスペルガー症)の彼は、少年院でも傷害を起こす。過去の出来事が今あったことのように想起され怒りが沸き上がり目の前の関係ない人に攻撃の矛先が向くらしい。過去に同様の子どもと接したことがあるが、本人が誤った道に進まないように努めてみても完治するわけではないんだな。どうすることが一番いいのだろうか、本を読んでて悩んでしまった。2025/10/07
かなっち
3
2025年9月新刊。今までこのシリーズを通して、様々な知能に問題がある少年少女を見てきました。ですが今回ほど、心から恐ろしいと思ったことはありません。今巻のケースでは、パッと見では分からない普通の少年の、いつ爆発するか予測できない殺人という狂気がリアルだったのです。それも思い出した怒りで、たまたま傍に居た無関係の人に向けられるのが…ただただ恐怖でしかなくて。彼は、IQの高い自閉スペクトラムを持つ少年でした。少年院に入っても未だ殺人衝動のある彼を、精神科医はどう更生させていくのでしょうか。次巻が待たれます。2025/10/23
Mr.deep
3
リアル過ぎて逆に創作としてのリアリティがなくなりかけてるのが、逆説的に実話なのを裏付けてて草。あと護送されてるシーン、大柄で芋めの個人的に好きなタイプの女の子に見えたので、次のページで坊主になって男だと分かって地味にショック。2025/09/13
笠
2
3.5 新刊読了。タイトルに反し、ケーキを切れる殺人志望者の話。いろんな意味で今までで一番怖いかも。分かりやすく問題のある家庭環境ではなく、父親との摩擦はあったものの毒親というほどではない。じゃあ何が悪かったのか、やはり自閉症スペクトラム障害か、と問題を単純化したくなるがそれは偏見を生むだけだろう。しかし、ここまで猟奇的に人格が歪んでしまった場合、更正なんて可能なのか?という気がしてしまう。2025/12/06
直人
2
今回のテーマは“衝動殺意”。 特定の誰かに対する殺意ではなく,このコミックスの場合は“逆上”。 あくまでも今回も一例ということになる。 まあそれは俗に言う「キレる」ではあるんだが,そこに辿り着くまでにいろいろな過程はあるはず。 このコミックスに関しては,比較的人間に対する温かみというのがある。 更生可能なケース,つまり過程が明確に辿れるケースを多く採りあげている。 更生不能な、いわば“サイコパス”という存在だって在る訳だし。2025/10/30
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