小学館文庫<br> 上月城忠義 北近江合戦心得〈七〉

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小学館文庫
上月城忠義 北近江合戦心得〈七〉

  • 著者名:井原忠政【著】
  • 価格 ¥737(本体¥670)
  • 小学館(2026/03発売)
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  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094075519

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内容説明

豊臣兄弟の成り上がりを元浅井視点で描く!

「打倒毛利の要諦は一点突破よ」。
西の要地にある上月城を調略したい秀吉。義を重んじ寝返りを拒む城主・赤松政範を与一郎は好ましく思うも、秀吉は容赦なく兵一万五千を上月城に向ける。
双璧の軍師、黒田官兵衛と竹中半兵衛が指揮したのは、宇喜多の援軍が来ないうちに片をつけんとする電撃戦。与一郎一家は、怨敵毛利へ復讐の炎を燃やす尼子党と共に先陣を任される。そんな中、人材不足に悩む与一郎は、秀吉とある取引をするが……。舞い散る雪、苦手な野戦、そして節度ある実弟・秀長を欠いた秀吉が下す非情な命令。どうする、与一郎!

豊臣兄弟の成り上がりを元浅井家臣の視点で描く、人気戦国シリーズ第七弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

saga

46
尼子党の忠義を代表するような山中鹿介の寄騎となった与一郎の目線で、秀吉(織田軍)の上月城攻略を綴る本巻。冒頭の福原城、そして上月城で行われた秀吉のジェノサイドは、あまりに後味が悪い。黒田官兵衛の考察ということにして、著者は秀吉と弟・長秀が一心同体で、アクセルとブレーキであると結論している。アクセルだけの秀吉について、付録コラムの『戦国心得』でも言及している。しかし私には、信長のように仏と鬼が同居するような性格ではない秀吉が、信長の真似をしただけのように思えてならない。2026/03/16

やま

43
近江の浅井長政の旧臣、大石与一郎の活躍の物語。 近江長浜城主で十二万石の大名である羽柴秀吉は、織田信長の命により一万五千の兵を率いて、姫路城から毛利を攻めるべく中国道を攻めていきます。此度の主目的は、因幡街道と出雲街道の分岐点にある上月城(兵庫県佐用郡佐用町上月)の攻略です。大石与一郎は、尼子家の再興を願う尼子家当主の尼子勝久と家宰である山中鹿介が率いる尼子勢の与力として加わるように秀吉に命じられる。赤松政範の護る上月城を攻めとった秀吉は、上月城を尼子勝久に護らせるとともに、与力として与一郎を残していく。2026/05/14

fuku3

23
2026.4.13読了。シリーズ第7弾。天正五年十一月、秀吉軍は西播磨の要所上月城をどうしても落としたかった。与一郎党は尼子軍の寄騎として参戦。福原城を夜襲で落とし、宇喜多軍の援軍を野戦で追い返した。秀吉は上月城の井戸を枯らして遂に上月城の城主赤松が降伏した。が秀吉は降伏は認めず、家臣女子供を皆殺しせよとの命が下る。毛利、宇喜多へのみせしめである。上月城の総攻撃が始まった。まさに死にもの狂いの赤松軍の防戦であったが陥落。女子供五百人が国境まで連れて行かれ処刑された。秀吉の弟、長秀がその場に居れば⁉︎2026/04/13

りゅうのすけ

8
いつもながらの面白さでした。このシリーズでは初めて胸が熱くなる場面がありました。秀吉の人物像が自分が持っているイメージと違い驚かされましたが…究極の場面に立たされると人は変わるかもしれません。理屈としては秀吉の判断もわかるような気もしますが…。2026/03/24

Satochan

6
シリーズ第7作。本作のテーマは引き続き播磨国攻略。狙いは西播磨の盟主、赤松政範の居城、上月城。秀吉公自ら出陣です。なので、黒田・竹中の所謂両兵衛が登場します。両兵衛の織田家戦況分析は、俯瞰的で面白いですね。与一郎はというと、黒田麾下、尼子党の寄騎として参戦。上月城は荒神山に立つ山城ですから、大筒と弓が得物の与一郎組には相性の良い戦いです。そして敵兵を一人ゲット。性格に難あれど体格の良い大筒の使い手候補。与一郎組の今後が楽しみです。2026/03/16

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