内容説明
19世紀末の英国に颯爽と登場したハーバート・ジョージ・ウェルズこそは、現代SFの礎を築いた巨人であり、また卓越した文明批評家であった。20世紀になって陸続と書かれる数多のSFのテーマとアイデアのほとんどは、彼によって創出されたといっても過言ではない。本集には、80万年未来の地球と人類の衝撃的な姿を描破し、第1作ながら後世に多大な影響を及ぼした時間旅行譚「タイム・マシン」をはじめとして、「塀についたドア」「奇跡を起こせる男」「水晶の卵」など、必読の傑作6編を収めた。/【目次】塀についたドア/奇跡を起こせる男/ダイヤモンド製造家/イーピヨルニスの島/水晶の卵/タイム・マシン/訳者あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
有理数
10
H・G・ウェルズを読むのはかなり久しぶり。まさに「現代SFの礎を築いた巨人」で、かつ礎にしても面白すぎる。礎の時点でこのウルトラ傑作なので、後世への影響は甚大なのはもちろん、このような高すぎるハードルがそびえていたからこそ、後のフィクションは発展したのではと思えるほど。そのうえ怪奇・幻想小説、サスペンス風味のものもあり、アイデアの充実っぷりが凄まじく、改めてウェルズの偉大さを再認識しました。表題作はまさに永遠の名作で、初読よりもエンディングが沁みた。もちろんアイデアも描写も規格外。何から何まで凄すぎる。2026/02/26
N
0
最初の「塀についたドア」がいちばん面白かった。収録順によくわからなくなり、最後の「タイム・マシン」は想像していたものとは違った。2026/03/16




