内容説明
美貌を失った、絶望のアルテミシアは!?
「全ての色彩を重ね合わせると、白になる。ぼくが目指すのは、全ての種族が共に暮らす『白き国』だ」。天下分け目の決戦「リムノスの戦い」に勝利した白猫軍はタイタス原野の盟主となり、敗北した黒薔薇騎士団はアテナ島へ撤退するが、騎士団長イリアスの後釜を巡って大貴族同士の後継者争いが始まってしまう。一方、かろうじて九死に一生を得たアルテミシアは顔半分を覆う火傷が治らず、自宅で引きこもり状態に。ジャンジャックとルシファーは献身的に看護するが、美貌を失ったアルテミシアの傷心は深く、以前からは見る影もないほど周囲に怯え、逃げ隠れてばかり。イリアスという後ろ盾を失ったアルテミシアに実権はなく、ディオクレイオス教皇はアルテミシアの聖珠を奪うことを画策する。そんな折り、聖珠継承を狙う大貴族マルマンドが計略を巡らし、アルテミシアを誘拐することに成功し……。戦え!殺せ!愛せ!死ね!生きよ!犬村ファンタジー戦記のトラウマ級進化形、第六弾!!
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
オセロ
51
前巻で身も心もズタボロになったアルテミシアですが、この女はやはりただでは終わらない。ストーリーとしては今作にしては珍しく驚くような展開は少なく、むしろ王子様が囚われの身になった王女を助け出すようなベタなストーリーでしたが…いや、こんな王女は嫌だな。…何にせよ舞台は最終決戦に近付いてきた模様で、次巻も楽しみです。2026/01/05
和尚
37
6巻も、ただただ、面白かったです! これ以上は何も言えないけれど、改めて1巻からの表紙を並べてみて、アルティミシアさんはずっとメインヒロインだなぁと、うんうん。 次も楽しみにしています。大満足。2025/12/18
よっち
25
天下分け目の決戦に勝利した白猫軍はタイタス原野の盟主となり、敗北した黒薔薇騎士団長イリアスの後釜を巡って大貴族同士の後継者争いが始まってしまう第6弾。かろうじて九死に一生を得たアルテミシアは引きこもり、後ろ盾もなく実権はなくなった彼女の聖珠を奪うことを画策する教皇。計略を巡らしアルテミシアを誘拐し、ルシフェルまで手中に収めたマルマンドのゲスっぷりが際立っていましたけど、想いを自覚して絶望の淵から蘇った彼女の復活劇もまた圧巻でしたね。ジャンジャックとアルテミシアの動向もこれから大きなポイントになりそうです。2025/12/18
尚侍
9
とっても面白かった。反逆のジャンジャックってそういうことだったんですね。これまでの彼の騎士道的な考え方に対しての結果がこういう内容になるとは思いませんでしたが、これで情勢がますます混沌としてきたのは間違いないので、物語としての面白さは一段上がったように感じました。しかし、こうして読んでいくとこの物語の影の主人公は七々原参事なのではないかと思わされますね。彼の打つ手はこれまですべてはまってきていますが、これが破綻した後にどのような展開が繰り広げられるのか、続きが楽しみです。2026/02/22
椎名
9
アルテミシアが輝き過ぎている。聖珠の力を使うために改心していくのかと思いきや、元々の最悪っぷりに磨きがかかって百倍にして返すという暴れ方。ジャンジャックも含めて覚悟の決まり方が半端じゃなく、だからこそこの二人だけが抱き合って他の全てが焼き払われているシーンの美しさといったら尋常ではなかった。作者も絶対この二人のシーンで筆が乗ってますよね? 兄として、騎士として、唯一の味方として、そして愛する人間としての全てが調和しているのが良い。あと二冊で本当に収まるのかこれ。2026/01/18
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