内容説明
心臓に宿ったのは
「殺された記憶」なのか?
心臓移植を受けた医学生・北川彰二は手術後、心当たりのない「記憶」を毎日夢にみるようになった。
それも見知らぬ森の中で誰かに襲われ、頭を殴られる夢を。
「臓器の記憶」の謎に興味をもった天久鷹央は小鳥遊優とともに調査を始めるが、心臓のドナーは暴力団の若頭だったことが発覚し……。
果たして、記憶は脳以外にも宿るのか?
現役医師が描く本格医療ミステリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さっちゃん
41
心臓移植を受けた医学生・北川彰二は手術後、森の中で誰かに襲われる夢を見るようになる。心当たりのない「記憶」。これは「臓器の記憶」なのか?相談を受けた鷹央は小鳥遊や舞とともに調査を始めるが、ドナーは暴力団の若頭だったことがわかり…。/お馴染みのメンバーで安心して読める。今回は他シリーズより鷹央の兄・翼も登場。「臓器の記憶」は何かのオカルト的な本かテレビで見覚えがあったので、知念さんがミステリとしてどう料理するのか興味深かった。ラストの彼への鷹央の呼びかけが胸にグッときた。鷹央やるじゃん!次作も楽しみです。2025/12/20
さこぽん
30
心臓移植を受けてから、毎日<森で誰かに襲われる>悪夢を見るようになる医学生。これは<心臓の記憶>なのか?←興味深いテーマで、この謎がきちんと解明されるのがすごい、さすが。心を読む妖怪・・翼兄さんが出てきた。ファンサービス☆2025/12/23
よっち
23
心臓移植を受け、手術後に心当たりのない「記憶」を毎日夢にみるようになった医学生・北川彰二。「臓器の記憶」の謎に興味をもった天久鷹央は小鳥遊優とともに調査を始めるシリーズ12弾。北川が見る見知らぬ森の中で誰かに襲われ頭を殴られる夢は、心臓に宿った殺された記憶なのか?めったにない事例だからと首を突っ込む鷹央は相変わらずでしたけど、心臓のドナーは暴力団の若頭だったことが発覚して、その死の真相や過去に起きた事故に繋がる妄執とも言うべき真相には言葉もなかったですが、因縁を最後に断ち切れたことには救われる思いでした。2025/12/05
陸抗
19
臓器の記憶、たまに聞くけど実際はどうなんだろう。途中までの展開は珍しく分かったけど、最後には騙された。やっぱり、先入観があったせいか。2026/01/01
イシカミハサミ
18
最近のこのシリーズの長編にしては、 医者が主人公である必然性、 鴻ノ池が邪魔にならない程度の話の軽さ、 どちらも兼ね備えていて読みやすかった巻。 こちらに「神酒クリニック」シリーズの 天久翼が侵略してきていて、 角川版「神酒クリニック」を読んでいた者としては、 改めて実業之日本社版を読めと言われているようで 少々不愉快。 ケータイのキャリアのように 新規に優しく古参に辛い作りになっている。2026/01/01




