文學界 2025年12月号

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文學界 2025年12月号

  • 著者名:文學界編集部【編】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 文藝春秋(2025/11発売)
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内容説明

1933年創刊の月刊文芸誌。純文学を中心に小説作品を掲載し、近年だけでも又吉直樹「火花」、村田沙耶香「コンビニ人間」、李琴峰「彼岸花が咲く島」など多数の芥川賞受賞作が出ています。また「JAZZ×文学」「甦る福田恆存」など、特集記事も話題を呼んでいます。

目次

■目次より

【創作】
久栖博季「貝殻航路」
光の消えた灯台、あの日帰ってこなかった父――霧に滲む創路の街で、わたしは痛みと空白の記憶を結ぶ

奥野紗世子「この人の知らない戦争」
恋人が勝手にわたしを短歌に詠むのは「収奪」ではないのか? 表現とミューズを巡る葛藤を描く鮮烈作

【2025年下半期同人雑誌優秀作】
阿部あみ「処暑」

【対談】
三宅唱×柴崎友香「見ないとわからないこと」
王谷晶×セメントTHING「過激なのに品がいい」

――――――
【『自伝』刊行記念インタビュー】
筒井康隆「笑いと文学、融合の六十五年」

【書評】
齋藤孝「筒井康隆の人生走馬灯」
――――――

【批評】
橋本一径「写真修整史抄」――「真実」から「元ネタ」ヘ

【書評 チャーリー・カウフマン『アントカインド』】
木石岳「《究極》のポストモダン小説とそれを買って読むあなたって人」

【エッセイ】
榎本空/松本侑子/マーニー

【新連載】
斧屋

――――――
新ノーベル文学賞作家 クラスナホルカイ・ラースロー
【作家論】
早稲田みか「クラスナホルカイの文学世界」

【エッセイ】
川野芽生「終わらない終末と、饒舌の沈黙」
――――――

【今月のエッセイ】
中島梓織

【詩歌】
西プネウマ

【連載】
松浦寿輝/鈴木涼美/江崎文武/松浦寿輝/犬山紙子 ほか

【文學界図書室】

表紙画=下山健太郎
グラフィックデザイン=REFLECTA,Inc.

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