出版社内容情報
小学校の入学前後で知っておきたい、図形のこと、角度のこと、算数の基本をおりがみ遊びを通して学ぶ。三角形、四角形、台形、ひし形、直角、二等辺三角形、すべて、おりがみ遊びで使う概念。日本の伝統遊びである「おりがみ」を使って手を動かすことで、「算数思考力」「図形把握力」が身につきます。同志社中学で「数学博物館」をつくり、独自の方法で「学ぶこと」の楽しさを伝えている園田毅先生のオリジナルメソッド。算数嫌いにならないために。おみくじの筒を使って確率について学ぶ、天秤のつりあいでお菓子の重さを当てるなど、「手を使ってわかる」「だから腑に落ちる」=ほんとうの理解、だからこそおもしろい定理を解説。
【目次】
内容説明
「手で学ぶおりがみ算数」とは?この本で紹介するのは、おりがみを使って「形」「長さ」「角(度)」といった基本的な図形の知識を理解することです。四角形、三角形の概念がわかる、長さを半分にする、直角を作る、角度を半分にする、角度をはかるといった算数・数学的な基本操作を学ぶ、これが「手で学ぶおりがみ算数」です。
目次
おりがみはどんな形?
おりがみはどんな四角形?
おりがみを半分におったらどんな形?
できた長方形を、もう1回おったらどんな形?
この四角形はなんだろう?
おりがみをななめ半分におったらどんな形?
この三角形はなんだろう?
三角じょうぎってしってる?
三角じょうぎをつかって、ケーキを分けてみよう!
三角じょうぎをつかって、時計を作ろう!
三角ピースが合体!
半分におって切ると、どんな形?
もう1回半分におって切ると、どんな形?
こうおって、切ったらどうなる?
ひらいたらこんなもよう!
おって、切ったらなにができる?
メビウスの輪
パーツを組み合わせて、いろいろな立体を作ろう
著者等紹介
園田毅[ソノダツヨシ]
同志社中学校数学科教員。Do★MATH同志社中学校数学博物館館長。1965年、富山県滑川市生まれ。京都大学工学部卒業後、電気工事会社勤務を経て、1993年より現職。2016年、同僚とともに学内に「Do★MATH 同志社中学校数学博物館」を開設。原理をわかりやすく説明する実物教具や数学パズル、生徒作品、さまざまな数学関係の書籍や記事を展示して、算数・数学を楽しみ、好きになってもらうとりくみを展開している。数学教育協議会会員、日本数学教育学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。