内容説明
奸臣の陰謀によって忠勇並びなき英雄岳飛は世を去った。だが、岳家軍にはこの男がいる。岳飛の盟友、牛皐が岳飛の遺児やかつての仲間を集め、金との最終決戦に挑む。歴史を超えた物語の結末はいかに!? 中国史上最大の英雄岳飛を描いた一大スペクタクル、最終巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Akihiro Nishio
14
岳飛の命と引き替えに手に入れた和平であったが、金が突然の南進をもって再び戦乱へ。そして岳家軍が再集結。なぜか大群を擁する金が、これまで控えめにしか用いられなかった妖術をふんだんに繰り出し、岳家軍を追い詰める。都合良く現れる法師に救われ金を撃退。後に、救国の3家、岳家と韓家、劉家が婚姻によって結ばれ大団円。結局、主役は兀朮、完顔亮という2人の敵役を討ち取った牛皐でした。しかし、牛皐は天に愛され過ぎでしょうw2016/08/05
chako@壁紙は厳島神社
5
妖術使いやら何やらかなり荒唐無稽だったけれど、悪党が次々破滅していくのは気分がよかった。以前見たドラマはラストが岳飛の死だったので号泣で終わったけれど、このようなめでたしめでたしの終わり方もさわやかでいいかも。2016/04/08
かずお
4
★★★☆☆ 道士が圧倒的に強い。悪者が救いがないほど悪い。英雄は意外とあっさり死ぬ。 色々な意味で中国ってすごいなって思った小説。2018/05/05
長門たつた
4
岳飛伝読んでたはずなのに、終盤だけ封神演戯になってた。総じて面白い話だとは思う。岳飛よりも牛こうのキャラが映えるのはご愛嬌。2010/06/27
ヒコ
3
最終巻は封神演義みたいになって、ドタバタアクション展開。ほとんど少年漫画。読者アンケートを参考にしてサービス精神でシナリオ作ってる感じ。(原著からしてそうなんでしょうか?)これはこれで面白かったです。★★☆(二つ)2025/12/06




