内容説明
西暦一一二七年、名将・兀朮がひきいる金の大軍が宋に攻めこみ、都を占領した。皇帝は捕らえられ、北へと連れ去られる。危機に瀕した宋朝を救うために起ちあがった岳飛は、少数の兵で強大な敵を打ち破るが……。中国史上最大の英雄岳飛を描いた一大スペクタクル、第二巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
61
前半、岳飛がなかなか出ないけれど、本当に引きこもり生活だったとはね。そこから世に出ての活躍し始めると面白さもグッとアップ。岳飛のもとに仲間が集ってくるあたりの展開はちょっと水滸伝を思わせる。登場人物が多くても、敵味方がはっきりしているのは読みやすい。さらに次巻へ。2019/04/27
如水
23
二巻は金の侵攻が本格的に始まった所からからスタート。主人公の岳飛は…何と隠遁生活。まぁそうか、北宋時代に活躍した訳じゃないから(笑)。しかし時代は彼を必要としていた、南宋鼎立と共に詔(勅命みたいなモンだと思って下さい)を受け、世に言う『岳家軍』が誕生‼︎金の侵攻を止めたり、各地で起こってる反乱軍の鎮圧、吸収と岳家軍を強くして行く過程が大まかな筋(ネタバレならん程度の)ですが、いや〜話が大きくなって来ているので面白い、ワクワクして来ます。しかし、気になる事が一つ。岳飛と同等の槍術の腕前て…反則的じゃない?2018/03/18
Akihiro Nishio
18
前半はいわゆる「靖康の変」と康王が脱出し南京への遷都。物語の進行上、我らが岳飛は都合良く病気になっており関わることができない。後半は岳飛軍結成とその活躍。この物語の原作は清代に書かれたという。同じ女真族による王朝の金を、漢人である岳飛が阻むという構成上、金の武将はいずれも格好よく描かれており、両陣営に等しく花を持たせている。結局悪いのは宋王朝の方か。水滸伝と同じ構図、同じ時代背景であり、これらが大流行するとは、どんだけ宋は駄目だったんだと思ってしまう。2016/07/22
ともゆき
11
岳飛が活躍。しかし、悪い奴らが多くてイライラしてしまうなあ・・・。2016/08/30
かずお
6
★★★☆☆ 岳飛ついに戦場に。それにしても宋には忠臣がいないなぁ。身内に足引っ張られたら、そりゃやる気にならないよね。2018/04/26
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