波うららかに、めおと日和（９）

著者名：西香はち【著】

講談社（2025/09発売）

• ISBN：9784065407028

内容説明

なつ美と瀧昌が、自宅でおめかしダンスパーティー！
向き合って、手を取り、頬を染めあうひととき。
一方、芙美子さんと深見さんもついに同居開始で、ドキドキな日々！？
戦火の気配が近づく中、かげかえのない日常が輝きを増す―――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[るぴん]

瀧昌・なつ美夫婦が柴原夫妻を当然のように親代わりだと思っていることや、芙美子さんの実母からの手紙はうるっときた。深見さんと芙美子さんも徐々に打ち解けてきて、なつ美達とはまた違った新婚夫婦具合が何だかこそばゆい。戦争なんてなくなればいいのに…。

2025/09/19

[みゆ]

それぞれの夫婦のあり方が素敵ですね〜。今とは全く違いすぎて、時代がちがうというか異世界の話の様に感じてしまう（笑）

2025/10/20

[BUM]

芙美子さんと、深見さんターン。曲者同士が素直になり始めてほっこり。

2025/09/29

[かなっち]

2025年9月新刊。戦前の日本で暮らす夫婦のつつましくも優しい日々の物語、第9巻。相変わらずの三種三様な、3組夫婦の仲良しぶりに癒されました。特に主役夫婦はちょっとした騒動もありましたが、落ち込む奥様への旦那様の返しが素敵で萌えますね。約束の指輪で幸せが溢れてる奥様や、背中が空いたドレスでアタフタしてる旦那様も可愛くて。もちろん他の2夫婦も、形は違えど愛情増し増しでニヤニヤが止まりません。ですが、戦前という時代柄、始終不穏さが付きまとってくるのです。願わくば、このまま幸せな時間がずっと続きますように。

2025/10/23

[りゅうのすけ]

ほのぼのとしていていいですね。マンガには凄いアクションとか突飛なこととかが描かれている動のものと、この作品のような静のものが有りますが…歳とともに静かなものに惹かれます。深見さんのシーンが今巻は良かったです。

2025/10/16