双葉文庫<br> カエルみたいな女 怪談青柳屋敷・新館

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双葉文庫
カエルみたいな女 怪談青柳屋敷・新館

  • 著者名:青柳碧人【著】
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 双葉社(2025/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575528626

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内容説明

人気ミステリ作家が主人を務める不気味な館には、数々の怪談奇談が陳列されている。即身仏が祀られた寺で出会った僧侶は…(そこですよ)、UFOを目撃した著者自身の奇妙な体験(二つの記憶)、古い旅館の部屋で起こった怪異(由緒ある宿)、次々と事故を招く禍々しいなにか(カエルみたいな女)など、館主の著者自らが蒐集した、奇妙な味わいを残す実話怪談49篇を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょろこ

116
屋敷シリーズ第三弾の一冊。無事に新館も完成されて何より。まえがきからして巧いから困る。順番通りに寝室から覗いてみた。夢って、なぜか気持ち悪いものだけ永遠に記憶に残るから不思議。おみやげ陳列室だの地下室だの、どんどん進む新館探訪。世界地図絨毯も敷かれていてワクワク。青柳さんのパリの墓場体験は見事な教訓。相変わらずよくわからない話もゾワリ感いっぱい。そして、やっぱり女の念はジメジメしつこいことを再確認。カエルみたいな女といい、これは危険かつ怖過ぎる。吸盤もありそうね。そして青柳さん、あとがきまで巧いんだから!2025/08/15

タイ子

77
ひゃっ、ひゃっ!青柳新館詰め込みました~。怪異譚49編、しかも日本を飛び出してワールドワイドな怪談も。一遍が超短いだけにゾワリ感、クスリ感、ザワザワ感今回も味わえます。これ読んでると正に恐怖と笑いは紙一重だってしみじみ感じる今日この頃。タイトルに持ってくるだけあって「カエル女」はこわ~い。最後に青柳さんから宿泊できるとのことなので、是非お泊りいただいて次巻まで待つこと可能だって。私、一旦帰らせていただきます。2025/08/15

ケイト

50
屋敷の扉を開けたら、世にも奇妙な話から実話怪談まで色々。短い話だけど暑い夏の夜に相応しい。でも夜読むのは怖いので明るい昼間に読んだ。日本だけではなくて海外の話もあり、お国が変われば妖の概念も違うようだ。怖かったのは表題作「カエルみたいな女」、夜ふと頭に浮かんでゾッとした。青柳さん、私ここにいたくないです。まして泊まるなんて⋯2025/08/17

ごみごみ

49
実話怪談ばかり集めた『青柳屋敷』が『別館』に続き『新館』まで!よくまあこんなに集めたもんだと尊敬。表紙絵から気味が悪くて慄いたものの、一歩足を踏み入れたら抜け出せなくなっちゃった。不思議な夢の話は夜に読まなきゃよかった。呪われた話は勇気が出ずに2ページ飛ばした。黒魔術や妖怪、UFO・UMAなどなどワールドワイドな話も興味深い。カエル女、やっぱり怖い。ユリエの執念も恐ろしい。つい2泊ほど居てしまったが、これ以上の長期滞在は遠慮しておきます。2025/08/21

ポチ

39
新館の怪談にぞわぞわしながら浸っているうちにあとがきにあるように出口を見失ってしまいました。どうやら次の刊行まで帰れないようです…。2025/08/11

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