内容説明
晄は介護施設で一人の女性・海子と仲良くなる。しかし、海子は一人で死んでしまった。あんなに好きだったのに、何度もお見舞いに行ったのに、「好き」だという本音や「さよなら」さえ言えなかった。海子の部屋に残されていた晄宛の一通の手紙。そこには「ちびねこ亭」に行くように書かれていた。海子に伝えられなかった想いを抱え、晄はちびねこ亭に向かうのだった。待望のシリーズ第10弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小梅さん。
9
うぅ、やっぱりこのシリーズは外では読めない。 大晴くんのお父さん、大人物だーーー。 そして、母親の再婚相手大前田さんも、とてもいい人。 大晴くんと葵ちゃんの2人だけの冒険は、素敵な結果になった。葵ちゃんのママ、怖そうだけどw みくりとエミリちゃん。音がくぐもるタイミングが??? こういうパターンもあるのかー。うむうむ。 そして、最終話の熊谷さんって、「あの」熊谷さんか! これはびっくり。こういう登場もあるんだ! あの人たちとは、また会えるって期待していいんだよね。 すでに続きが読みたくてたまらない2025/08/14
読書好き・本屋好き堂
6
シリーズ第10弾。 やっぱり高橋先生の作品の中で一番好きな作品😊 どのお話も涙なしでは読めない、外で読むのは危険な作品🥹 熊谷さんの過去も明らかに?! まだまだ続編が待ち遠しいです✨2025/08/25
椰
2
亡くなった人に会えるなら私は両親と会いたいけど、両親より亡くなった猫に会いたい。急死した猫に会って、うちのコになって幸せだった?と聞きたいし、もう一度撫でたい。 新刊を読むたびにそう思うシリーズです2025/08/31
りか
0
ちびねこ亭シリーズ、最新作📕 あっという間の10作品目。今回も悲しいけれど最後は温かい気持ちになれるお話が詰まっていました! 最後の最後に出てきた熊谷さん…!ここで繋がりが生まれるとは…!となる展開でした。次作も楽しみです🥺2025/08/21