内容説明
絵師見習いのおふゆは、亡き人と遺された人への想いを込めて描く「死絵」に心惹かれながら、師匠・歌川国藤のもと、住み込みで修業を続けていた。昨年、江戸を襲った大地震の被害は甚大で、板元からの依頼は減り、国藤は弱った体に鞭打って仕事を探しに出かけている。いまだ町に地震の傷跡が残るある日、同心の梶原がおふゆを訪ねてきた。薬研堀の長屋で女が殺され、疑わしい男が逃亡しているという。その男を見つけるため、似顔を描いてほしいというが……。人生の悲喜をあたたかく包み込む、情感溢れる絵師物語。大好評シリーズ、第四弾。
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