内容説明
異世界で行われていた大規模なトンネル工事。
ヘルツ王国とルンゲ共和国を陸路で結ぶべく、二カ国の国境に跨った山脈地帯を掘り進めていた佐々木とピーちゃん。
すると、これはどうしたことか。
地中深くに埋没していた古めかしい遺跡を掘り当ててしまう。
しかも遺跡の内部には大量のアンデッドが徘徊しており、工事現場に溢れ出したから大変だ。
このままではトンネル工事も立ち行かない。共和国との交易など夢のまた夢。
予期せぬ遺跡の出土に困惑しつつも、ササキ=アルテリアン辺境伯は星の賢者様の協力を得て、その調査に乗り出すことに。
久しぶりに異世界で冒険をすることになる、星の賢者様の格好いいシーンが満載のシリーズ第十一巻!【電子限定!書き下ろし特典つき】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
24
シリーズ1番の危機。国から追放された佐々木達は十二式が地上からパクった和風建築に転がり込んで年末年始を過ごす。そこでお約束の行事を行い、合間に異世界へ向かい発見されたダンジョンへ赴く。財務大臣の魔の手から逃れて。異世界の皆んな出世してるな。最後はアンデットのお仲間(?)が王の相談役となり王国はより強固になる。HPにて加筆。https://www.kashiwa1969.online/novel-sasapi-11-review/2025/06/25
餅屋
14
ささぴー11冊目、表紙は餅つき羽ばたく文鳥▲国境のトンネル工事で予期せぬ遺跡の出土、溢れ出すアンデッド…困惑のササキ=アルテリアン辺境伯と星の賢者様!▼異世界側の話が進展して嬉しい限り♪現代パートは、チート過ぎる十二式さんによりローファンタジー枠から逸脱しきり…末娘の狂喜乱舞が大安売り。笑顔が凶悪過ぎる佐々木…撮る二人静…描くカントク♪前巻口絵でヤバ目なSNS投稿をしていた犬飼さんも表紙の通り限界突破!浮浪児呼ばわり小夜子、へそ出しコスが常態だったのは警戒故だとは…次巻の妖精界編が楽しみデス(2025年)2025/08/18
chirako
10
やっぱり佐々木さんとピーちゃんの相棒物語が最高だよなーと。別に目新しい要素を毎巻出すとかなくていいんですよ。これからもドラマ『相棒』を見てる時と同じような楽しさがあれば2025/08/30
椎名
9
国外追放されてるのに今までで一番スローライフというかほぼ無職生活を満喫してる感がある。しかしこういった形で現代の生活をすっ飛ばす、家族計画のみに注力できる状態を作らないと異世界側の話を長く書けなくなっているくらい混沌としすぎてしまっている+異世界との時間のズレがネックになっているということでもある。今後その時間のズレ等をどうするのかちょっと不安になるが、次はとうとう魔法少女側の世界の話ということでまた新鮮さがありそう。ちょっと肩透かしの巻だったが以降に期待する。2025/07/03
龍田
8
地球の方はまったりした古き良き日本の正月を満喫する佐々木達。異世界の方はトンネル掘削工事でまさかのダンジョン発見。久しぶりの異世界の話多めで面白かった。新キャラが美少女ではないのに驚き。現代日本だと自衛隊の犬飼さんがけっこう可哀想。2025/07/27
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