角川文庫<br> 悍馬は西天に過ぐ 金椛国駿風

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角川文庫
悍馬は西天に過ぐ 金椛国駿風

  • 著者名:篠原悠希【著者】/丹地陽子【イラスト】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • KADOKAWA(2025/06発売)
  • 寒さに負けない!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~2/15)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041163290

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内容説明

叔玉公主を異国へ送り届ける降嫁使節団は、国境を越えて旅を急いでいた。
しかしその道中、謎の賊の襲撃を受け、皇族の馬車が狙われる。
偶然同乗していた青年・天賜と、公主付きの女官・香蓉は、公主と誤認されて連れ去られてしまう。
この難に際して、使節団の正使・澳飛は団全体の安全を優先し、救出より撤退を選ぶが、天賜を友とする阿よう(火偏に華)はその判断に納得できず、愛獣・天狗を伴い一人で賊を追う決意をする。
一方、捕らわれた天賜は、香蓉が公主だと誤解されていることに気づき、脱出の機会を探る。
危険を顧みず友を救おうとする阿ようの想いは届くのか。拉致された天賜の運命、そして使節団の旅の行方はーー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

28
叔玉公主を異国へ送り届ける降嫁使節団に紛れ込んだ阿燁と天賜。しかしその道中で謎の賊の襲撃を受け、天賜と女官の香蓉が連れ去られてしまう第2弾。家出から合流した中途半端な立場から、正式に随行員として認められ、共に異国へ向かう矢先に直面した襲撃。団全体の安全を優先して救出より撤退を優先する正使・澳飛に対し、愛獣・天狗を伴い一人で賊を追う決意をする阿燁。客観的に見れば澳飛が冷静な判断に思える構図でしたけど、天賜の機転もあって何とか乗り越えた危機を経験して、いろいろ思うところがあった彼らのこれからの旅が楽しみです。2025/06/17

るぴん

24
親達に内緒で田舎を飛び出し、叔玉公主の西方降嫁一行に加わった天賜と阿燁。賊に攫われた天賜を阿燁は単独で追いかけようとして…。女性に間違われて攫われるなんて、血は争えないな。天賜が何事も器用にこなし気も回る分、阿燁の不器用さや卑屈さが際立つ。血は繋がってなくても玄月と不器用さが一緒(笑)。息子達が無断で出奔したのに1カ月も遊圭に黙ってたなんて…さすがにないわー。月香ももう少し父子の間を取り持つことはできなかったのかしら。反対に澳飛はあの陛下の息子とは思えないくらい真面目。男子3人の成長が楽しみ♪2025/08/29

うめきち

12
面白かった。玄月さん、やはり不器用な人だけど玄月さんなりに阿ようを可愛がっているのはわかる。1番素晴らしいのは天こうではないか。天こう達がいなかったら前シリーズから遊圭あわせて何度も命落としてますね。次が楽しみ。2025/07/20

パタポン

8
とっても面白かったです。冒頭の方で知識と知恵は違うと思われていた天賜、危機に瀕したとき、その行動力と機微でそれを乗り越えていきます。また、親友阿ようは自分の出自と家族関係に悩みながらも、懐の深い上官に出会い武官の道へと進もうと思うようになります。上官の話を聞く事で自分の家族への蟠りも段々も溶けていき、気がつくと死の淵にあった時、養父のことが顔に浮かんでいます…出自よりずっと自分のそばにいたのは紛れもなく養父だった…一難さった西方への旅だったけど最後に不穏な影が…次回作が待たれる終わり方でした☺️2025/07/08

鳩羽

6
叔玉公主が西方に和番公主として下ることになり、その責任者として一行を率いていくことになった十六皇子の澳飛。彼の悩みは、とある事件のため都を追放された少年が、家出して一行に潜り込んできたことにあった。家に返すか、連れて行くかを保留したまま、盗賊に襲われ、星天賜は公主と間違えて誘拐される。…父親世代とは逆で、頭も良くて割となんでも小器用にこなす天賜に対しての、陶阿燁の捻くれた感じが、なかなか是正されなくてヤキモキする。役割や仕事、発散できること、などなど、成長が物語に上手く絡んでいき満足感があった。2026/01/06

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