バイリンガルな夢と憂鬱

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バイリンガルな夢と憂鬱

  • 西 成彦【著】
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • 人文書院(2014/11発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784409160961
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C1095

出版社内容情報

本書が扱うバイリンガルはエリートではない。植民地や移民、亡命の結果として、好むと好まざるとにかかわらずバイリンガルであり、あるいはそういった多言語が行き交う状況を、小説という一言語使用が原則の形式で描くという、ある種不可能な命題に挑んだ作家たちである。

 具体的には、アイヌ神謡集の知里幸恵、植民地台湾の複雑な言語状況を描いた佐藤春夫と呂赫若、「故郷」朝鮮からの引揚げ作家、金石範、李恢成ら在日作家、移民国家アメリカの日系人作家などである。とはいえ、ハーンやフォークナー、コンラッド、リービ英雄など欧米の文学の試みと比較しながら、いわゆる「在日文学」「外地文学」としてではなく、「ディアスポラ」によって特徴づけられる20世紀の世界文学として論じている。文学の本質に迫る批評であるとともに、ディアスポラ、とりわけアジアン・ディアスポラ研究にも貢献する、比較文学者の著者ならではの野心作。

【著者紹介】
1955年生まれ。立命館大学先端総合学術研究科教授。専攻は、比較文学、元ポーランド文学。主な著書に『ラフカディオ・ハーンの耳』(岩波書店 1993年)、『イディッシュ‐移動文学論1』(作品社 1995年)、『ターミナルライフ 終末期の風景』(作品社 2011年)『胸さわぎの鴎外』(人文書院 2014年)訳書に『ペインティッド・バード』(松籟社  2011年)『牛乳屋テヴィエ』(岩波文庫 2012年)などがある。

内容説明

複数言語状況に陥った文学者たちの表現をめぐる選択や闘争―言語的な生に肉薄するディアスポラ文学批評。

目次

1 バイリンガルな白昼夢
2 植民地の多言語状況と小説の一言語使用
3 カンナニの言語政策―湯淺克衞の朝鮮
4 バイリンガル群像―中西伊之助から金石範へ
5 在日朝鮮人作家と「母語」問題―李恢成を中心に
6 「二世文学」の振幅―在日文学と日系文学をともに見て

著者等紹介

西成彦[ニシマサヒコ]
1955年岡山県生れ、兵庫県出身。東京大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化博士課程中退。熊本大学助教授を経て、立命館大学先端総合学術研究科教授。専門は比較文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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今野ぽた

0
我々が何気なく「日本文学」と呼ぶことによって周縁化される「日本語文学」にスポットを当てた良著。2016/10/30

Hiroko

0
言語が存続するか否か、政治・経済の力に追うところが大であると再確認した。少数民族の民族語が、政府に保護されていたとしても、どれほど原型を留められるのか、ということについても考えさせられた。2015/04/21

Hiroko

0
バイリンガルに憧れる自分は、「足し算されたバイリンガリズム」の中で、楽しく「自己強化」していたようだ。身近にいる、海外にルーツを持つ子供達を「割り算されたバイリンガリズム」の中で生きて行かざるを得ない者として見ることに気付きを得た。2015/04/19

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