世界近現代全史３ 近代世界システムの展開 上

著者名：大江一道【著者】

山川出版社（2025/06発売）

• ISBN：9784634424166

内容説明

名著『世界近現代全史』がセレクション版〈全６巻〉として復刊！
本シリーズでは、世界の近代化や近代資本主義を、近代世界システム論を用いて全体的・構造的にとらえ直し、今日にいたる展開を明らかにする。
いま世界で起きている出来事の原因・ファクトを知るうえで、また現代のゆくえを考えるために必ず一度は読むべき定番の書。
本書は19世紀半ば～19世紀後半までを扱う。近代世界システムの確立をうけて、国民国家の形成は世界システムの展開とどう絡みあい進められたのか。1850～60年代の20年間に起きた巨大な歴史のうねりをとらえる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

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世界の工場 無給公職の貴族支配 共和派なき共和国 貧困絶滅政策 植民地主義のディスプレイ装置 サン・シモン的社会主義 パターナリズム的社会政策 人民主義思想 南北戦争の触媒的役割 強制栽培制度 商業資本段階の世界体制 会党中心の反清動乱 太平天国鎮圧 洋務運動の限界性 万国公法拒否 開化思想と改革 薩長同盟の密約 天皇権威と指導力の結合 非公式の帝国 中枢と周縁の構造 奇兵隊編成 横須賀海軍工廠建設 ミールの共同体意識 クー・クラックス・クラン 黒人兵士の連邦軍編入 王政復古の大号令 グラヴァーの武器密輸

2025/04/30