内容説明
名著『世界近現代全史』がセレクション版〈全6巻〉として復刊!
本シリーズでは、世界の近代化や近代資本主義を、近代世界システム論を用いて全体的・構造的にとらえ直し、今日にいたる展開を明らかにする。
いま世界で起きている出来事の原因・ファクトを知るうえで、また現代のゆくえを考えるために必ず一度は読むべき定番の書。
本書は18世紀後半~19世紀半ばまでを扱う。
ヨーロッパで産業革命と市民革命との二重革命がおこり、そのなかで近代国民国家が出現、世界的な近代化が進行する。
資本主義的世界体制がグローバルな規模で確立する動きを描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
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ヨーロッパ世界経済 技術革新とエネルギー革命 紡錘を持つジェニー紡績機 薪炭から石炭・コークスへ 人力・畜力・風水力から蒸気へ 聖月曜日の慣行が消滅 食料暴動から労働争議へ 北アメリカ東海岸に13の植民地 三角貿易によって富を蓄積 トマス・ペインのコモン・センス アンシャン・レジームの矛盾 三部会をめぐる対立 バスティーユ牢獄襲撃 封建的特権の廃止 ジャコバン派による恐怖政治 ナポレオン法典 ウィーン体制成立 正統主義と勢力均衡の原則 西部への領土拡張 ペリー来航を契機に開国 権利章典による自由と権利保障2025/04/09