内容説明
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完全保存版!
「FISH」
進化するサカナたち
誕生から現在まで
本誌が初めてFISH(フィッシュ)の大特集を組んだのは、2008年のVol.10。あれから17年の月日が過ぎ、雑誌として100号近く号数を重ねてきたことになる。17年という年月の物差しをサーフィンの歴史のなかの他の年代に当てはめてみると、例えばロングボードが1960年代の終わりに衰退し、1980年代の半ばにリバイバルする、その年月とだいたい同じである。つまり、時代が一周回ってもおかしくない周期ということだ。17年前の特集では、当時の視点で歴史やデザイン、ムーブメント、シェイパーや乗り手たち……と、さまざまな角度からFISHを検証した。その後もFISHのデザインはシーンから消えることなく、サーファーたちに支持され、シェイパーたちによって改良や最新化され、サーファー必携の定番デザインのひとつとして愛され続けている。その進化の過程を、本誌もかたわらで見守ってきた。そのうえで、満を持して再びのフィッシュ特集。あらためてその奥深い歴史から、フィッシュが辿った現代までの道のりを振り返り、さらにモダンなフィッシュをクリエイトする当代のシェイパーたちのデザイン論にも触れてみたい。今では当たり前のようにサーファーの周りに存在しているFISHの真価を、いま一度きちんと理解するために。



