傷モノの花嫁（７）

著者名：友麻碧【原作】/藤丸豆ノ介【著】

講談社（2025/04発売）

• ISBN：9784065390856

内容説明

隊長会議にて行われた霊力値の測定で、菜々緒は歴代最高数値を叩き出し、隊長たちは大妖怪の気配をも纏う彼女の霊力に驚愕する。「彼女は何かしらの才を備えている可能性がある」と議論がなされる中、菜々緒を会議から連れ出したのはかつてこの国に五行結界を張った参番隊隊長・黒条卑弥子だった。
卑弥子の勧めで、才を知るため呪術の修行を始めた菜々緒。一方の夜行も、何があっても菜々緒を守るとの誓いを新たにする。お互いを想い合う夫婦の傍ら、皇都を混乱に陥れた謎の存在・武井の捜索を急ぐ陰陽寮。そして皇都は、「大江戸花火大会」を迎える―――。
※本商品は【通常版】です。
※同日発売の【特装版】には、大ボリューム32pの描き下ろし小冊子が付きます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[こも 旧柏バカ一代]

武井が菜々緒を狙う理由が歴代最大の魔力量で察せられた。ただそれを判明させたのが夜行ではなく、別の隊の隊長が菜々緒を連行して調べたのが、、その後に菜々緒の特性検査をして、夜行の上の妹小夜子が教える。4人兄妹だったのか。その後、菜々緒を囮にして武井を誘き寄せる作戦が実行され。武井が罠にらガッツリハマって終わる。HPにて加筆。https://www.kashiwa1969.online/comic-kizumono-7-review/

2025/07/29

[Decoy]

面白いのだが、菜々緒の魅力がなかなか伝わってこないので、常に「なんで？」と感じてしまう…。

2025/07/23

[かなっち]

2025年4月新刊。虐げられた少女がスパダリヒーローに救われて愛される、和製シンデレラ物語第7巻。夜行様からの溺愛は巻数を重ねるごとに深くなっていて嬉しい限りですが、それに反比例するかのように周囲の状況は不穏さでいっぱいになってます。元凶の母親は凶行に走り、逆に息子を負傷させて。一方、一連の事件の首謀者は未だ捕まえられず、とうとう決戦の時を迎え…。次巻は緊迫感必須の様相ですが、菜々緒の霊力値の高さが生かされてくるのでしょうか。それはさておき、イカレた妻を野放しにしている、父親の罪は相当重いと思います…。

2025/06/10

[ナツ]

陰陽五家の序列一位の紅椿家当主の夜行（やこう）ｘ序列四位の白蓮寺の分家の娘の菜々緒の7冊目。　霊力値測定で歴代最高数値を叩き出した菜々緒。　何かの「才」があると修行をすることに。　夜行母が相変わらずクソで兄がとても可哀相。母がもつぬらりひょんグッズ（言い方）、中々面倒そう。　夜行は相変わらず菜々緒らぶでほっこりする。

2025/05/03

[Yasuko Yamamoto]

夜行様の我慢がいつまで続くのかな?

2025/08/10