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内容説明
籠目玉から押し出された菜々緒の前に現れたのは、かつて彼女に「傷」を刻んだあやかし――猩猩だった。現場に駆け付けた夜行は、紅椿家の百鬼をもって応戦する。一方、笛を吹き、あやかしを呼び寄せる姿を多くの民衆から目撃された斎園寺しのぶは、陰陽寮の調査を受けることに。
猩猩に妖印を刻まれたことで傷モノとなり、「猿臭い」と虐げられ続けた菜々緒。あの日、彼女の身に何があったのか。黒幕・武井の目的はいったいなんなのか。一連の謎を残したまま、年に一度の陰陽寮退魔部隊「隊長会議」が開かれる―――。
※本商品は【通常版】です。
※同日発売の【特装版】には、大ボリューム32pの描き下ろし小冊子が付きます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナツ
0
陰陽五家の序列一位の紅椿家当主の夜行(やこう)x序列四位の白蓮寺の分家の娘の菜々緒の6冊目。 新章に入ってなんだか長くなりそうだなと思いつつも他の隊長たちも出てきて面白い。 夜行が菜々緒だいすきなのが分かりやすくてとても安心する。 夜行兄も良い人だったし、母は本当にくそだった。 兄がかわいがっているあやかしの天竺鼠の一二三がモルカーすぎてええの?ってなった。笑2025/02/07
こつ
0
しのぶが、ちゃんと罰を受けて良かった。 権力だけを振り翳してちゃダメだよ。 そして、2人はますますラブラブに。と思ってたら、夜行母。 すげー気持ち悪い。 この作品、気持ち悪い人出てくるのは多すぎる。 あとは、たかやが救われてくれるといいな。母から、解放してあげて。2025/02/02