内容説明
歴史・文化・社会・政治・経済・外交・・・ラオスについての基本的な情報がバランスよくまとめられた概説書。情報の少ないラオスを理解しやすいように、写真、図表、地図を多用。
目次
1ラオスはどんな国か
忘れられた国から訪れるべき国へ
地理、気候、季節
季節や自然とともに生きる
地域と居住地による三区分
都市と農村の異なる顔
外国人にとってのラオスの魅力
ラオス社会の構成要素:一〇のキーワード
2三つの地域と主要な都市
北部
中部
南部
3歴史
ラーンサーン王国
フランス植民地時代
独立闘争から内戦へ――国民意識の形成
社会主義国家建設から市場経済化へ
一九九一年の憲法制定:ラオス史における分岐点
新時代の国民国家建設:後発開発途上国脱却から上位中所得国へ
4民族
多民族国家ラオス
ラオ族と少数民族の関係
主要民族の特徴と居住地
抗仏闘争と内戦における少数民族
5宗教と文化
仏教国家ラオス
生活の一部である仏教と精霊信仰
党と仏教の関係
キリスト教
ヒート・シップソーン(一二の慣習)
バーシー
6政治
社会主義国家ラオス
ラオス人民革命党
人民革命党による国家、社会管理メカニズム
二〇一五年の憲法改正
国会/県人民議会選挙
国会の役割:「ゴム印機関」から国民の代表機関へ
中央と地方の関係:地方が強い一党独裁体制
村の政治:ラオス政治の原型
7経済
基本的な特徴
経済成長を支える外国投資
天然資源への依存
経済開発の負の側面
近代化と工業化の象徴:通信衛星と鉄道プロジェクト
労働者の不足と質の問題
衰えない公務員の人気
8外国との関係
社会主義から全方位外交へ
ベトナム:次世代へと引き継ぐ価値ある特別な関係
中国:依存か? それとも利用か? 深化し続ける関係
韓国:高まるプレゼンス
タイ:好き? 嫌い? 微妙な関係
プレゼンスが低下する日本
関係改善をねらうアメリカ
名実ともにASEANの一員へ
9社会
ブランド化する教育
変化する嗜好
飲み、食べ、話し、音楽が響く社会
SNSの普及
声を上げる人々――古くて新しい現象
参考文献
文献案内
索引
【コラム・ラオスの10人】
カイソーン・ポムヴィハーン
ペッサラート
ヌーハック・プームサワン
プーミー・ウォンヴィチット
スパーヌウォン
スワンナプーマー
カムタイ・シーパンドーン
チュームマリー・サイニャソーン
ソムサワート・レンサワット
トーンルン・シースリット
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らっそ
かーんたや
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