ビッグコミックス 太陽と月の鋼（１０）

著者名：松浦だるま【著】

小学館（2025/03発売）

• ISBN：9784098632220

内容説明

盲目の巫女が見た未来とは－－！？

『触れた金属を曲げてしまう』という
特異な能力を持つ武士、竜土鋼之助。

そして、そんな鋼之助を慕う謎の女、月。
しかし、月は土御門家の手先にさらわれてしまう。

失意の鋼之助の前に現れたのは、
『未来を見通す』力を持つ盲目の巫女、明。

鋼之助は明の助けを借りながら、月を探す旅に出るが…

一人の男と二人の女。過去、現在、未来。
大きなうねりとなり、物語は動き出す。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[魚京童！]

あなたが愛する人は、私ではない。　雲の上で待ち合わせ　忙しい僕ら歌う　優しさに出逢う度　うれしくって抱きあうよ

2025/08/10

[龍田]

悪魔のような少女お鬨と刺し違える覚悟の卜竹。それを身を挺して守るお明。月がお明に言った未来を変える通力の危険性。鋼之助のヒロインは月でなくお明なのか。あとがきの昔の簪、アクセサリー文化についての話も面白かった。

2025/04/17

[さとみん]

ようやくタイトルに繋がってきた。太陽＝未来、月＝過去だとしたら、鋼＝現在、あるいは不確定の未来なのかな？

2025/04/03

[かなっち]

2025年3月新刊。これ以上の犠牲が出ないことを願いつつ、一日も早く月夫婦が幸せに暮らせる事を夢見て読み進めているのですが。巻数が進む毎に複雑さを増し、益々幸せから遠ざかっていく展開に、若干しんどさを感じています。なぜなら、やっとのことで最愛の人を取り戻したのも束の間、土御門からの追手である、悪魔のような少女の魔の手が彼らを襲ったからでした。そして、自分を犠牲にしてでも助けたい思いが、新たな犠牲者を生んで…。それら一連の行動が、敵からの施しを受ける結果になった事に、更なる不穏さを感じずにはいられません。

2025/05/03

[KUU]

開眼もデメリットがあるようで……。まぁ、神と繋がるなら人格に変化も起きるわな。　囚われのヒロイン交代か。とはいえ、健気でちまっとして可愛かったので、生き返らせるために――と出番無くなると寂しいな

2025/05/27