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内容説明
LiSAも注目する松浦だるま最新作!!
食うにも困る下級武士の竜土鋼之助。
武士としての誇りが人一倍強いこの男には、『触れた金属を曲げてしまう』という特異な能力があった。
そんな鋼之助のもとに嫁いできた美しき女、月。徐々に愛し合う二人であったが、ある日不思議な力を持つ男が現れ……
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
空のかなた
14
この展開と描かれる女性の眼の強さが心を揺さぶる。松浦だるまさん凄いと思う。一巻で夜刀川に連れ去られた月様が今回は出番が少ない。その代わり盲目の巫女の明が掻き回しながらさながら主人公のように動き出す。月様も何か強い力を秘めた人ではないモノらしい。鋼之助も現世は下級武士の姿だがこちらも通力が封じられているらしい。そこに未来が視える明や封印されたが関わってくる。そして未来の鋼之助の無惨な最後の姿が明の眼を通して映し出される。タイトルの太陽、月、鋼が暗号のように登場人物三人に絡みつく。2024/10/03
じお
10
★★★☆☆ 妻の記憶を思い出した鋼之助、一方目が見えないが人の未来を見る少女・明もまた故あって月を探そうとし鋼之助に出会うが見えた未来に驚愕を受ける、謎が謎を呼ぶ時代エンタメ漫画第2巻。面白かったです、タイトルにある月、鋼、そして太陽にあたるキャラが出てきたと思しき今巻、タイムリープだかトラベルものはストーリーが否が応でも気になるものですが、今作もご多分に漏れず、どうなるやら。伏線が色々貼られているものの今の所はどうとでも取れる感じ、ここから先面白くなるかは作者様の技量次第といったところでしょうか。2023/08/30
しましまこ
9
SFかと思ったのに…2022/11/30
さとみん
8
呪術師、巫女、陰陽師など常人と異なる力を持つ者たちに加えて九尾の狐ときた!そして「まだ会っていないのに懐かしい」という言葉。輪廻ではなく、過去から未来へという時の流れとは別の次元に生きているということだろうか?伝奇物なのか、あるいは時代劇の舞台装置を使ったSFなのか、はたまた私の予想外の物語なのか。今のところ全く方向が見えないし、役者が揃ったのかどうかも分からない。ただタイトルからすると月と明は対になる存在に思える。鋼之助の周りは大きく動いているのに、本人の境遇は冒頭からほとんど変わらないのも面白い。2021/04/03
かなっち
5
1巻が面白かったので、早速手に取った第2巻です。金属に触れられない男と謎多き美女が結婚したものの、陰陽師を名乗る男に引き裂かれた前巻。主人公はその全ての記憶を無くしていて、冒頭からハラハラさせられました。そして、彼の執着が功を労し、記憶を取り戻した頃に現れた謎の少女に、物語が大きく動くのを感じるのです。異能バトルが始まりそうなニオイを感じながら、まだまだ謎だらけな本シリーズ、早速3巻に急ぎたいと思います。2023/11/11