集英社文庫<br> 騙された! おやこ相談屋雑記帳

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集英社文庫
騙された! おやこ相談屋雑記帳

  • 著者名:野口卓【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 集英社(2025/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087447378

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内容説明

妻・波乃、娘・七五三、愛犬・波の上の信吾一家に、新たな家族が加わる!?――将棋客の老人が、傷ついた烏を世話しているという。動物と話ができる信吾は興味を惹かれ、会いに行く。嫌われることの多い烏だが、そのカア助は……(「烏がやって来た」)。岡っ引の権六親分とその息子・吾一の心温まるお話や、ある日突然一家ごと姿を消した幼馴染との逸話など全四話。落語的な話芸を楽しみながら、やがてじんわり、ホロリとさせられる人情もの。なぜ本書が「騙された!」と題されているのかは、全て読み終えてのお楽しみ!!

目次

烏がやって来た
相談客にあらず
親孝行な嘘
遠来の客

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダミアン4号

31
シリーズ物とは知らずに読む。宮部みゆきの“きたきた捕物帳”と畠中恵の“しゃばけ”シリーズの中間の様な雰囲気。5作目だそうですが…さて1作目から読むかどうか微妙だなぁ…主人公は“将棋会所”と“相談屋”を営む老舗料亭の長男(実家の跡目は弟に譲っている)。若干20歳で二つの見世を軌道に乗せているのだから結構なやり手。動物の心の声を聴き会話する特殊な能力を持ち、気立ての良い奥さんと子供にも恵まれ順風満帆…今回は新しい家族(カラス)も加わる。娘の七五三(赤ちゃん)の笑顔に蕩ける強面の岡っ引きの親分…気持ちわかるなぁ2025/05/12

onasu

10
通算20冊目は、(厳密に言えば)相談屋に客は現れないし、将棋会所でのあれこれもなし、というちょっとした味変作。  初編は烏との会話が楽しめる好みの作だし、3編目は前編で紹介のあった岡っ引きの権六の息子・吾一が岡っ引きの修行の傍ら訪ねてくるという宿題の話しで、今回も気軽に楽しんでこられましたが、タイトルの終話はちょっといただけなかったかな。2025/03/06

kupukupu

6
初作家さん。長く続いているシリーズ物と知らずに最新刊を図書館で見つけて「おやこ相談屋」って面白そう!と思って借りたのだが、本作では相談屋としての仕事は全く無かったので期待外れでした。残念。2025/03/10

goodchoice

1
おやこ相談屋シリーズの6作目となり、七五三の成長も楽しみだ。今回は相談ではなく、信吾のまわりで起こった事件を中心に綴られていた。こういうのもありかな。2025/03/09

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