内容説明
魔法使いの街グルマガズラから戻ったルシルとフィリス。夏の暑さがまだ残る中、数年ぶりの大嵐で荒れたコートデューの街では、商工会長のコルテスが奔走していた。いつも街のことを第一に考える彼にルシルは尊敬の念を抱かずにいられない。そんな折、特産品の香油石鹸を広めるため、新聞広告を打つ企画が持ち上がる。コルテスの尽力で二人の記者が街にやってくるが、そのうちの一人はルシルの元同僚・レイヴンだった!? さらに二人は取材のかたわら、ひそかに魔法使いのことを調査していて……。温かいコートデューの街に、新たな波乱が舞い込む!
一方、日々幸せに生活するルシルに対して、フィリスにある小さな変化が――?
「あれは君の望むところだろうか」
遠く近く、人々の想いが交わる再就職ファンタジー、待望の第五弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ツン
52
命短し恋せよ乙女じゃないんだけど、もうちょっとスピードアップしなくて大丈夫かなと心配になる(笑)幸せに暮らしているし、少しずつは前進しているけどね。2025/03/29
ネムコ
10
相変わらず、読んでるだけでほのぼのしてしまうルシルと先生。四巻で完結と書いてあるのも見かけたので、続きが読めてうれしいです。このままゆっくるのペースで良いので続いてほしいです。先生がだんだんルシルのことを深く考え始めて楽しいv2025/04/12
粋
6
今回は人々の心境を書いた感じかな。様々な思いがあるけれど優しさがあっていいですね。ただ、変化がちょっとずつすぎてだれてきたかも。2025/10/24
まき
6
魔法使いをネタにしてゴシップ記事を書くように命じられた新聞記者さん、ルシルの元同僚だった。軽いけど良い人ですね。町のみんなも先生を守ろうとしてくれてありがたい。あとはただただルシルと先生のラブラブぶりを堪能。二人の何気ない生活が愛しいです。2025/06/28
冬野
5
シリーズ第五弾。ゆっくりしっとりルシルと先生の愛の深まりが描かれる。こんな愛の形がとても近い相手、絶対に運命だよな…。運命って多分当事者には分からないものだと思うので、相性の良さを作中で声高に主張せず、読者にしみじみと感じさせる上品さが素敵。そして人間と魔法使いの関わりという、大きいテーマも含んでるのがこの作品の好きなところ。ラストシーン、こんなん結婚式じゃん!と声が出そうになった。二人だけの密やかな結婚式概念大好き。レイヴンの恋の兆しも気になる。序盤のホームランダービーは…作者さんの趣味かな?星:5/52025/03/28
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