内容説明
小間物問屋『遠野屋』の紅餅を積んだ船が消息を絶ち、遠野屋の奉公人となったおちやにも騒動が。一方、弥勒寺裏で刺殺された男の骸が発見されるが、懸命の探索にも男の正体は割れない。謎の骸と船の消失、奉公人おちやを巡る動きが一つの線になったとき、衝撃の真相が浮かぶ! ニヒルな北町奉行所同心・木暮信次郎、元刺客の商人・遠野屋清之介。ヒリヒリした男たちのやりとりが展開される、120万部突破「弥勒シリーズ」第12弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
100
あさのさんの「弥勒」シリーズの12作目がやっと文庫本で出版されました。今回は、主人公の小間物屋「遠野屋」で働いている小女がかどわかされそうになりその後、ほかの子女も傷を負ってしまう事件、また身である商品の原材料の紅餅が船ごと届かないことが起きます。一見関係のない事件ですが、徐々に事件の背景が明らかになってきます。いつも出てくる同心の協力により解決しますがまだまだ続きそうです。3月に13作目の単行本が出るそうです。2025/02/18
猫ぴょん
41
きゃー😣なんて終わり方してくれるのよー! 超見直したのにさ信次郎!(ぶりぷり) いや、悪い方に転ぶとは限らないけどぉ😥 文庫本になるまで待ってたシリーズ12作目。 面白さが加速して来ましたな☺️ しゃーないな〜。 13作目、発売したよね〜。 買うしかないかな〜。 木暮信次郎が次にどう出るか気になってたまら〜ん(苦笑) 遠野屋より信次郎に傾きつつある自分が怖い(ポッ)2025/03/21
桜
33
脇キャラに「アレアレ誰だっけ?」となりつつ一気読みしたけど、少〜し「シリーズ読んでるから解るでしょ感」があったかな。 ストーリーは面白かった!2025/02/18
たつや
26
小間物問屋の遠野屋の誠之介と 同心の木暮信次郎 が綴る物語 このシリーズは面白い 今回は信次郎が、遠野屋の星之介を援護するような形に 想定しなければいけなかった”おくみ”が被害にあったから その罪滅ぼしかな? そうだとしたら、信次郎は、優しいよね 「野火、奔る」からのフレーズです。 「自分の振る舞いが他人を傷つけるならすぐに改める」 「何があっても信じ抜く」 ブログ:https://sunnext.exblog.jp/33521673/2025/02/21
なつみかん
13
文庫で再読っ。あぁ〜、このラストの引き!次が、次がっ、待てない。2025/02/28