光文社文庫<br> 乱鴉(らんあ)の空

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光文社文庫
乱鴉(らんあ)の空

  • 著者名:あさのあつこ【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 光文社(2023/09発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334100421

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内容説明

北町奉行所定町廻り同心の木暮信次郎の姿が消えた。奉行所はおろか屋敷からも姿を消し、信次郎から手札を預かる岡っ引きの伊佐治は、大番屋に連れていかれる。伊佐治の解き放ちに奔走した小間物問屋『遠野屋』主・清之介は伊佐治と二人で信次郎を捜し始める。一方、北町奉行所に不審な者の影が。最後に待っている衝撃のラスト! 100万部突破シリーズ、驚愕の第十一弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

99
今回はサブ主人公の同心が突如として姿を消します。その同心を追うものがいて岡っ引きの親分も大番屋に連れていかれます。それを主人公が大名のつてによって連れ戻し、二人で同心の行方を探り始めます。その時に贋金を作る集団がからんでいることを突き止め同心の隠れている場所を突き止め、事件をあばき出します。それにしてもいつもながら主人公たちの性格は普通の時代劇とは異なり私には楽しめます。2024/10/27

猫ぴょん

45
今まででイチバン好きかも。 11作めにして、熟れた感と言うか? 信次郎が今までよりちょっと好きになったかな笑。3人の危ういバランスも良き。 脳内変換俳優が変わったのは、それぞれの雰囲気が変わって来たからかな〜。 遠野屋は中川大志さん☺ 2024/04/30

44
一気読み(⁠●⁠´⁠⌓⁠`⁠●⁠) 今までとは大分毛色が違う。初っ端から信次郎いないし! 信次郎の母、瑞穂が俄然気になってくる!2023/09/18

akubi@中四国読メの会参加中

15
弥勒シリーズ最新作の文庫化を待っての購入。 信次郎が居なくなって伊佐治と清之介の二人がほとんどの出番。信次郎のそばで無口に働く女もなかなかの曲者(笑)お母さんのこともますます気になる。 まれ吉という新しい仲間も入ってこれからも楽しみ。2023/10/11

ゆうこ

15
『人の目は派手だったり変てこなものに引きつけられますんで。一旦そっちに目がいくと、ごくありふれた箱の方まで気が回らなくなるもんです。一度、空だと信じてしもうてそれっきりです』このまれ吉の言葉から、行方不明になっていた木暮信次郎が姿を表す。その口から語られたものは、今までの市中の事件ではない大きな事件。今回は木暮が出てこなかったおかけで、遠野屋清之介と伊佐治親分の活躍があって面白かった。清之介が清弥と呼ばれていた子供時代、兄とのかけがいのない小さな思い出が父親に首を落とされた鴉で終わるとは、あまりにも辛い。2023/09/28

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