ヤングジャンプコミックスDIGITAL<br> エロスの種子 9

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ヤングジャンプコミックスDIGITAL
エロスの種子 9

  • 著者名:もんでんあきこ【著者】
  • 価格 ¥752(本体¥684)
  • 集英社(2025/01発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784088935409

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内容説明

“エロス”――理屈や理性では計れない、人間のみに宿る“性”の源泉…… 同意殺人罪で法廷に立つ謎の被告人・笠松莉可子。幼き日の心的外傷により闇を彷徨い大人になった莉可子は医者(インターン)の宇良聖司と出会った。そして、もはや引き下がれない過ち――歪んだ憎悪が共鳴し、行きついた衝撃の結末は!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MATSU

11
今回は1人の死の匂いがわかる女性の話。死が凄く近い。2025/01/30

ネロ

9
毎巻この一冊で映画を一本見たような気分になれます。今回は人が発する「死にたい」という思いが見える女性の話です。自らの辛い体験から復讐を企てるけど、彼女自身が死を幇助することに魅入られてしまっている節もあり、最終的にどっちつかずになってしまったかなという印象です。それでも十分面白かったです。2025/02/14

スリカータ

8
今回は一冊まるごと一話ストーリー。冒頭の法廷画家と後々の展開が面白かった。死にたい人のオーラが見えるのは不幸でしかない。主人公はレイプから堕胎、不妊という過去を持ち自棄になっている。交際相手の研修医も目が虚で翳りがある。誰ひとり幸せではないのに、先が気になって一気読みした。交換殺人はたまに小説のネタにはなるし、悪いことだとわかっていても、上手く行って欲しいという気持ちにさせられる。もんでんさんの作品は期待を裏切らない。2025/03/17

ざるめ

8
「怒りは何度でも沸き上がる」悲しくて恐ろしい連鎖(ToT)2025/02/07

かなっち

4
ハッピーエンドではなく後味の悪い終わり方なのに、素晴らしい映画を見終わったような満足な読後でした。今巻では常に死が傍にあった、一人の孤独な女性が主人公になります。過去の曾祖母との思い出と学生時代の事件が彼女を壊したようで、その後の苦しみを思うとやり切れません。おまけに、やっと愛される喜びを知ったのに、その人も死を選んで。病を乗り越えて自分の罪と向き合った時に初めて、生きるという意味が分かり生きたいと思ったのでしょう。一方で、最後まで息子の罪から目を逸らし続けたマザコン母に、イライラが止まりませんでした。2025/02/25

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